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アルツハイマー病の検査方法

シーズコード S100003106
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 山田 正仁
  • 小野 賢二郎
  • 内木 宏延
技術名称 アルツハイマー病の検査方法
技術概要 アミロイドβ蛋白と被験者から採取した体液と緩衝液とを混合した反応溶液を反応させ、アミロイドβ蛋白の重合反応が平衡状態に到達した後、アミロイドβ蛋白の重合の程度を調べる。例えば、反応後の反応溶液と蛍光色素とを混合し、反応溶液の発色の程度を検出することにより、アミロイドβ蛋白の重合の程度を調べる。蛍光色素がチオフラビンT又はその誘導体である。体液が脳脊髄液、血液又は血液成分である。体液と適量の緩衝液等の存在下でアミロイドβ蛋白の重合反応を進めると、被験者の体液に含まれるアミロイドβ蛋白の重合促進因子、アミロイドβ蛋白の重合抑制因子、アミロイドβ蛋白の重合反応核の存在等に応じてアミロイドβ蛋白の重合(線維化)の程度が異なる。例えばアルツハイマー病患者の体液を用いて反応を進めると、非アルツハイマー病患者の体液に比べて最終的に重合度の高い(長さの長い)βアミロイド線維が形成されたり、大量のβアミロイド線維が生成されたりする。 重合反応が平衡状態に到達した後に、最終的に得られるアミロイドβ蛋白の重合の程度(βアミロイド線維の長さ、生成数、生成量等)を調べる。被験者の体液がアミロイドβ蛋白の重合が起こりやすい環境か否か、すなわちアルツハイマー病であるか否かが正確に判断される。
画像

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研究分野
  • 基礎診断学
展開可能なシーズ アルツハイマー病を正確且つ簡便に検査できるようにする。
採取が容易な体液を試料として用いるため、アルツハイマー病患者等の被験者の負担が小さく、かつ極めて簡便に検査を実施できる。正確且つ簡便であり、アルツハイマー病の早期発見及び早期治療に非常に有用なアルツハイマー病の検査方法を提供することが可能である。さらに、緩衝液を混合した体液中でのアミロイドβ蛋白の重合の程度と痴呆の進行の程度との間に相関のあることが臨床試験により確かめられているため、本発明を適用したアルツハイマー病の検査方法により痴呆の進行の程度も把握可能である。試料となるヒト体液は、脳組織等に比べ、採取時の侵襲が小さいという利点がある。体液としては、アルツハイマー病患者等の被験者から採取可能なあらゆる体液を使用可能であるが、採取が容易であることから、例えば血液や、脳脊髄液等を用いる。
用途利用分野 CTスキャン、MRI、頭部画像検査、脳形態画像検査、ポリペプチド免疫測定
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人金沢大学, 学校法人福井大学, . 山田 正仁, 小野 賢二郎, 内木 宏延, . アルツハイマー病の検査方法. 特開2006-189265. 2006-07-20
  • G01N  33/68     
  • G01N  21/78     

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