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ラマンスペクトルの測定方法、該方法に使用する貴金属粒子および該貴金属粒子の製造方法

シーズコード S100003122
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 渡辺 茂
技術名称 ラマンスペクトルの測定方法、該方法に使用する貴金属粒子および該貴金属粒子の製造方法
技術概要 水酸基を置換基として有する糖類を貴金属粒子表面に担持せしめれば、分散安定性が向上し、且つ陽イオンの存在によって適度に凝集し、試料のラマン散乱光を一層増強できる。ハロゲン化貴金属酸」は、目的とする貴金属粒子を構成する貴金属に応じたものを使用すればよく、例えば、塩化金酸等のハロゲン化金酸や塩化第二白金酸等のハロゲン化白金酸を原料とすればよい。また、「ハロゲン化貴金属酸の塩」としては、ハロゲン化金属酸のアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩を使用できる。「無機酸の貴金属塩」は、一般的な無機酸の貴金属塩であればよく、例えば硝酸銀など硝酸の貴金属塩を使用できる。但し、ハロゲン化貴金属酸およびその塩並びに無機酸の貴金属塩は、溶液とする必要があるため、用いる溶媒に対して溶解性を示すものである必要がある。
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研究分野
  • 光の屈折,反射,分散,偏向,吸収,透過
  • 光学的測定とその装置一般
  • 光学スペクトル及び光散乱一般
展開可能なシーズ 特定の化合物のみならず試料全体のラマンスペクトルを得ることができる。添加剤の分散安定性とラマン分散光の増強という相反する特性を両立することに成功した方法を提供する。また、分散安定性に優れ且つ表面プラズモン共鳴効果を有効に発揮することができラマン分散光を増強することが可能な貴金属粒子、およびその製造方法を提供する。
特定化合物のみならず、試料全体に存在する化合物の情報をラマンスペクトルにより得られれば、その試料に関する総合的な判断が可能になり得る。例えば、生体試料については、疾病の診断やその予兆を把握することができ、排水であれば、如何なる有害物質が含まれているか判断し得る。また、ラマンスペクトルによれば、未知の化合物の構造に関する情報も得られるため、新たな有用化合物の探索にも利用し得る。微弱なラマン分散光を効果的に増強できることから、既存の測定方法に比して極めて感度が高い。その上貴金属粒子は分散安定性に極めて優れていることから、生体試料など電解質が多く含まれる試料について測定を行う場合であっても容易に凝集沈降することはなく、安定して測定できる。従って、ラマンスペクトル測定方法は、病気の診断や多数の化合物が含まれると予想される廃液の分析等に応用でき得る点で、非常に有用である。
用途利用分野 標的化合物定量分析、ラマンスペクトル、表面プラズモン共鳴効果
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人高知大学, . 渡辺 茂, . ラマンスペクトルの測定方法、該方法に使用する貴金属粒子および該貴金属粒子の製造方法. 特開2005-249779. 2005-09-15
  • G01N  21/65     

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