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もろみ液蒸留残渣の濃縮物及びその製造方法

シーズコード S100003154
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 菅沼 俊彦
  • 沖園 清忠
  • 田之上 隼雄
技術名称 もろみ液蒸留残渣の濃縮物及びその製造方法
技術概要 焼酎もろみをもろみ液部ともろみ固形部に固液分離し、得られたもろみ液部を蒸留してアルコール分を留出させた後、蒸留残渣をさらに減圧蒸留することによって得られる、もろみ液蒸留残渣の濃縮物である。もろみ液蒸留残渣の濃縮物を含有する飲食品であり、クエン酸などの有機酸含量が高く、調味料または飲料として用いる。固液分離手段としては、例えば、加圧脱水機、真空脱水機、遠心分離機などの装置を用いて分離する方法が挙げられる。濃縮度は初発もろみ液部を2~20倍に濃縮することが好ましい。減圧蒸留は、通常の食品分野で使用されている減圧濃縮装置を用いて行えばよく、例えば、真空度-720~-600mmHg程度の減圧下、32~60℃で2時間程度行う。もろみ液濃縮物は、リンゴ酸、コハク酸、酢酸などの有機酸のほか、ナトリウム、カリウムなどのミネラル、種々のアミノ酸も多量に含んでいるので、そのままで、または希釈して、あるいは他の成分を配合して、飲食品として利用できる。
研究分野
  • 調味料,香辛料
  • 蒸留,蒸発
展開可能なシーズ クエン酸などの有機酸、ミネラル、アミノ酸が高度に濃縮され、製品化前に酸味の調整が不要な食用酢様の調味料を提供する。
もろみ液蒸留残渣の濃縮物は、従来のもろみ酢よりクエン酸などの有機酸、アミノ酸、ミネラルが高度に濃縮されており、調味料をはじめとする種々の飲食品に利用できる。濃縮物を、焼酎製造工程においてその作業効率を低下させることなく、連続的に製造できる。また、濃縮物を調味料などの原液として用いる場合は、高度に濃縮されていることから製品流通コストも低減される。濃縮物の製造における副産物である焼酎もろみの固液分離による固形部は食物繊維分、酵母を含有し、機能性食品素材や飼料に、また、焼酎もろみの固液分離による液部から留出させたアルコール分もまた、従来とは異なる酒質の焼酎として利用できる。
用途利用分野 調味料、飲料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 鹿児島大学, 西酒造株式会社, . 菅沼 俊彦, 沖園 清忠, 田之上 隼雄, . もろみ液蒸留残渣の濃縮物及びその製造方法. 特開2006-109705. 2006-04-27
  • C12J   1/00     
  • A23L   1/00     
  • A23L   1/227    
  • A23L   1/23     
  • A23L   2/38     
  • A23L   2/84     
  • C12F   3/08     
  • C12F   3/10     

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