TOP > 技術シーズ検索 > オフセット低減機能をもつTOF距離センサ

オフセット低減機能をもつTOF距離センサ

シーズコード S100003171
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 川人 祥二
技術名称 オフセット低減機能をもつTOF距離センサ
技術概要 スイッチのトランジスタの特性が同じであれば、それらの電荷量は同じであるので相殺されて問題は生じないのであるが、実際には、トランジスタのサイズ、しきい値電圧の違いなどによって、両者のバランスが崩れ、そのアンバランス分の電荷により、一方が正方向にたまり、他方が負方向にたまるという動作が生じる。これによって、φ1とφ2によりMOSトランジスタスイッチ(1)とMOSトランジスタスイッチ(2)を切り替える動作を繰り返すと、2つの出力電圧差が次第に大きくなり、ついには、反転増幅器が飽和することになる。 その後、φ0とφ1を同時に"1"にし、それらが接続されたMOSトランジスタをオンにする。その状態でパルス光を受信すれば、発生した電荷はC1に取り込まれる。φ0がその後"0"にもどれば、フォトダイオードが反転増幅器から切り離され、それ以降にフォトダイオードで発生した電荷は、フォトダイオード部にためられる。その次のタイミングで、パルス光はオフのままで、φ0とφ2を同時に"1"にすれば、フォトダイオード部にたまった電荷はC2に転送される。このようにして、φ0で制御されるスイッチをオフするタイミングによって、φ0が"1"である期間に入射した光による電荷はC1に、φ0が"0"である期間に入射した光による電荷はC2に取り込まれることになり、光飛行時間測定法(TOF法)による距離画像計測に必要な動作が行える。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2004-108817.gif
研究分野
  • 長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器
  • 光学的測定とその装置一般
  • 電子回路一般
展開可能なシーズ 光が対象物にあたって戻るまでの時間を計測することにより、対象物までの距離を測ることができるようにする。
比較的低コストで性能の高いCMOSイメージセンサ技術を用いて、距離画像センサが実現できるとともに、オフセットが低減できる利点を有する。また、距離画像情報とともに輝度画像信号を得ることもできる。
用途利用分野 距離画像センサ、光飛行時間測定
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人静岡大学, . 川人 祥二, . オフセット低減機能をもつTOF距離センサ. 特開2005-291985. 2005-10-20
  • G01S  17/10     
  • H01L  27/146    

PAGE TOP