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内分泌攪乱性物質のスクリーニング方法 新技術説明会

シーズコード S100003179
掲載日 2010年11月5日
研究者
  • 徳元 俊伸
技術名称 内分泌攪乱性物質のスクリーニング方法 新技術説明会
技術概要 未成熟卵を有する魚を被検化学物質に接触させる。所定期間後の卵の透明化率を指標として、内分泌攪乱性物質をスクリーニングする。魚と被検化学物質との接触を、標準内分泌攪乱性物質の存在下で行ってもよい。卵の透明化率を指標にすることよって、魚個体を利用した簡便な方法で短時間に内分泌攪乱物質であるか否かを判定することができる。特に、魚の個体をそのまま利用するので、invitro系での卵に対する影響と異なり、卵巣全体が反応することによって卵巣内の卵の大多数による反応結果が示される。ここで用いられる魚は、卵の成熟過程において内分泌攪乱性物質による卵の透明化が生じる魚であれば、淡水魚又は海水魚であってもよい。例えば、コイ科(ゼブラフィッシュ、キンギョなど)、メダカ科(メダカなど)、アユ科(アユなど)、サケ科(アマゴ、ニジマスなど)などの魚を挙げることができる。このうち、コイ科、メダカ科、アユ科のような、扱いやすく、また卵の成熟が比較的早い小型の淡水魚が好ましく、中でも、卵の透明化の反応が顕著である上に多数の卵を孕むことができるゼブラフィッシュ、キンギョ、メダカであることが特に好ましい。
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研究分野
  • 生化学的分析法
  • 魚類
展開可能なシーズ 内分泌攪乱性物質を、簡便に且つ短時間でスクリーニングできるスクリーニング方法を提供する。
未成熟卵を多量の孕む成体であることが、効率よくスクリーニングを行う観点から特に好ましい。腹が膨れた個体を選別する。更に、同じ腹が膨れていても既に卵成熟を起こしている卵を孕んでいる場合もあるので、その個体も排除することが好ましい。 内分泌攪乱性物質であるか否かのスクリーニング対象となるあらゆる物質が該当し、化学的に合成可能なもの、天然物から単離精製可能なもの、或いは天然等に得られるが各成分及び成分比が不明な混合物の如き、化学的作用のある物質の総称を意味し、例えば、医薬品、治療剤、環境的薬剤、農業的薬剤または工業的薬剤、汚染物質、化粧品、薬物、有機化合物、脂質、グルココルチコイド、抗生物質、ペプチド、タンパク質、糖、炭水化物、キメラ分子などを挙げることができる。これら化学物質は、水溶性を有しているのが望ましいが、水溶性でない場合や非常に小さな水溶性しか示さない場合には、例えば、有機溶媒に溶解または分散させた状態でその少量を添加する方法で対処することもできる。勿論、必要に応じて、精製水で希釈したり、逆に濃縮したりすることも可能である。
用途利用分野 環境ホルモン化学物質、抗原抗体反応環境汚染物質検出
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人静岡大学, . 徳元 俊伸, . 内分泌攪乱性物質のスクリーニング方法. 特開2006-201065. 2006-08-03
  • G01N  33/15     
  • G01N  33/50     
  • G01N  33/48     

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