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ハイドロゲルの製造方法および細胞培養支持体

シーズコード S100003227
掲載日 2010年11月12日
研究者
  • 玉田 靖
技術名称 ハイドロゲルの製造方法および細胞培養支持体
技術概要 このハイドロゲルの製造方法は、絹フィブロイン水溶液に対して0.05~10容量%の水溶性有機溶媒を添加したものを一定時間凍結させ、次いで融解してハイドロゲルを得ることからなる。絹フィブロイン水溶液の濃度は、0.1~10重量%である。一方、この細胞培養支持体は、このようにして製造されたハイドロゲルを含有することからなる。絹フィブロイン水溶液に水溶性有機溶媒を添加し、これを凍結した後、融解することにより、高含水率であり、かつ力学的強度に優れたハイドロゲルを製造できる。また、このハイドロゲルが優れた細胞増殖機能を有する優れた細胞培養支持体として有用である。用いる絹フィブロインとしては、家蚕、野蚕、天蚕等の蚕から生産されるものであればいずれでもよく、その製造方法としては、繭からの抽出、絹糸腺からの抽出等のような既知の如何なる方法を用いても良い。特に、製造工程の簡便性から家蚕の繭からの抽出が好ましい。この絹フィブロイン水溶液をハイドロゲル製造のための原料として用いるわけであるが、組織工学・再生医工学用素材や細胞培養支持体として用いる場合は、通常のオートクレーブ滅菌処理をしてもよい。
研究分野
  • 医用素材
  • 細胞・組織培養法
展開可能なシーズ 組織工学や再生医工学用素材として求められる生体親和性や力学的強度に優れたハイドロゲルの簡便な製造技術を提供する。さらに、組織工学や再生医工学用素材に要求される優れた細胞増殖や細胞維持特性を有する細胞培養支持体を提供する。
生体親和性に優れた絹フィブロインを用いてハイドロゲルを製造する際に、水溶性有機溶媒の添加と凍結・融解のみの簡便な製造工程により、力学的特性に優れたハイドロゲルを製造することができる。また、この製造方法により得られたハイドロゲルは、従来のコラーゲンゲルよりも細胞増殖性が高く、力学的特性に優れているため、細胞培養支持体として、あるいは組織工学や再生医工学用素材としても好適に利用できる。
用途利用分野 組織工学用素材、再生医工学用素材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 玉田 靖, . ハイドロゲルの製造方法および細胞培養支持体. 特開2002-186847. 2002-07-02
  • B01J  13/00     
  • A61L  15/16     
  • C12N   1/00     

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