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DNAへのランダム変異導入方法

シーズコード S100003282
掲載日 2010年11月12日
研究者
  • 藤井 亮太
  • 北岡 本光
  • 林 清
技術名称 DNAへのランダム変異導入方法
技術概要 対象とするDNA鎖をランダムに切断し、その切断断片の3’末端に複数個のランダムな塩基を付加した後、外来の鋳型DNA鎖の存在下または非存在下において、DNAポリメラーゼを用いて3’末端から伸長反応を行うことで、DNA鎖中に複数塩基単位の置換、挿入、および欠失をランダムに導入する。外来の鋳型DNA鎖を除去する工程をさらに含む。外来の鋳型DNA鎖は、含ウラシルDNA、メチル化DNA、末端ビオチン化DNAのいずれかを含む。DNA鎖は、二本鎖でも一本鎖でもよい。DNA断片の3’末端に付加する塩基は、デオキシリボ核酸またはデオキシリボ核酸類縁体であり、付加する塩基数は5~50塩基であり、ターミナルデオキシヌクレオチジルトランスフェラーゼ、DNAポリメラーゼ、DNAリガーゼ、またはRNAリガーゼのいずれかを用いて行われる。図はDNAへのランダム変異導入方法の概略(二本鎖DNAの場合)を示す。
画像

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研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ 置換変異のみならず、挿入欠失変異をDNAに簡便に導入する新たな手法を提供する。
この方法によれば、置換、挿入、欠失といった変異を、わずかに数ステップの簡便な操作で、特別な試薬や機器を使うことなくDNAに導入できる。挿入や欠失といった、従来の方法では導入が難しい変異を自在に導入でき、また、その挿入欠失部位に連続して複数塩基の置換が導入されることが多いため、単なる挿入欠失以上にランダム性が高い変異を導入することができる。また、本発明の方法によれば、進化分子工学に適当な頻度とされる1~3塩基/kb程度の1塩基置換変異が導入でき、また、複数塩基単位の置換も導入できる。その上、DNAを断片化して再構築する操作を含むことから、DNAシャッフリングの能力も備える。従って、酵素の改変など、タンパク質の機能改変に有用である。
用途利用分野 酵素改変、タンパク質機能改変
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 藤井 亮太, 北岡 本光, 林 清, . DNAへのランダム変異導入方法. 特開2006-262838. 2006-10-05
  • C12N  15/09     

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