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繊維芽細胞増殖促進剤

シーズコード S100003286
掲載日 2010年11月12日
研究者
  • 石原 賢司
  • 小山田 千秋
  • 金庭 正樹
技術名称 繊維芽細胞増殖促進剤
技術概要 マイコスポリン様アミノ酸(MAA)よりなるか又はマイコスポリン様アミノ酸を有効成分とする繊維芽細胞増殖促進剤である。マイコスポリン様アミノ酸は、二枚貝の内臓から抽出したもの、あるいは紅藻類に属する海藻から抽出したものである。繊維芽細胞増殖促進剤は、ヒト皮膚の繊維芽細胞の増殖を促進するのに有効である。繊維芽細胞増殖促進剤は、繊維芽細胞用培地創傷治癒剤、化粧品、浴用剤、又は飲食品の構成原料として用いるMAAを培地に添加すると細胞のDNA合成が増加することから、MAAの細胞増殖促進作用はDNA合成促進を介するものと示唆される。図は図6は、ホタテガイ卵巣から抽出したMAA含有粗分画物を配合した軟膏を創傷に塗布した場合の創傷の大きさの変化をデジタルカメラで撮影後画像解析で測定したグラフである。図中の数値は創傷作成日の創傷の大きさを100とした相対値を示す。画像解析による測定では3日目、6日目の両測定日とも2%群、4%群の両方が対照群に比べて有意に創傷が小さい。また、2%群よりも4%群の方が創傷が小さい。
画像

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研究分野
  • 製剤一般
  • 外皮作用薬の基礎研究
展開可能なシーズ 使用の途がなかった二枚貝の内臓や紅藻類に属する海藻の中でも低品質で食用に適さないノリから抽出される新規な繊維芽細胞増殖促進剤、及びそれを構成原料とした創傷治癒剤、化粧品、浴用剤、飲食品、繊維芽細胞用培地等を提供する。
MAAが皮膚繊維芽細胞の増殖促進作用を示すことが見いだされ、さらに、創傷治癒過程を促進し外傷の治癒を早める。皮膚及び真皮の発育促進、ヒト皮膚の老化防止、創傷治癒促進等にすぐれる。繊維芽細胞増殖促進効果を示すためのMAAの所要濃度は0.000625~0.035%であるから、低濃度で繊維芽細胞の増殖を促進できる。これを培地に配合することによって、動物細胞の増殖促進効果が大きい繊維芽細胞用培地を提供できる。これを化粧品に配合することによって、紫外線吸収活性や抗酸化性を有すると共に細胞の増殖を促進し、皮膚細胞の賦活作用が大きい化粧品を提供できる。
用途利用分野 栄養補助品、保健食品、介護用食品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人水産研究・教育機構, . 石原 賢司, 小山田 千秋, 金庭 正樹, . 繊維芽細胞増殖促進剤. 特開2007-016004. 2007-01-25
  • A61K  31/198    
  • A61P  43/00     
  • A61P  17/02     
  • C12N   5/00     
  • A61Q  19/10     
  • A61K   8/44     

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