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直流電気鉄道高圧地絡による支障の拡大防止回路

シーズコード S100003352
掲載日 2010年11月12日
研究者
  • 川原 敬治
  • 長谷 伸一
  • 伊東 利勝
技術名称 直流電気鉄道高圧地絡による支障の拡大防止回路
技術概要 今、変電所5で直流母線9地絡が発生した時、接地マット23にかかった直流高圧は鉄筋・送電線シース等を通じて他方の変電所28接地マット43にもかかる。従って、地絡の発生した変電所5の放電ギャップは勿論のこと、他方の変電所28の放電ギャップも放電することがあり、何れの変電所5、28においても遮断器は断となる。この時、各変電所5、28の電流検出用抵抗器によって検出された放電電流は指令所の放電電流遠隔監視手段によって監視されている。この放電電流は、地絡事故の発生した変電所5の方が大きく、他方の地絡事故の発生していない変電所28の方が小さい。何故なら、地絡事故の発生していない変電所28の放電ギャップには、地絡事故の発生した変電所5の放電ギャップよりも、両変電所間のレール21の抵抗及び鉄筋・送電線シース等の抵抗が直列に入るため、その分だけ放電電流は小さくなるからである。そこで、指令所では放電電流遠隔監視手段で監視された放電電流の大小を比較し、小なる方の変電所28は地絡事故が発生していないと判断して直ちに遠隔操作手段により断となっている遮断器を再投入する。
画像

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研究分野
  • 保線,鉄道防災
  • 信号,保安
  • 保護装置
展開可能なシーズ 1つの変電所で地絡事故が発生しても隣接変電所が連鎖反応で遮断器が断にならないようにすると共に、時によって連鎖反応を起こして隣接変電所の遮断器が断となっても指令所から直ちに再投入指令を出して復帰できるようにした支障の拡大防止回路を提供する。
指令所において、着目変電所の放電ギャップの放電と隣接変電所の直流高圧接地継電器の動作を監視し、直流高圧接地継電器の動作に伴って放電ギャップの放電が認められた場合に、着目変電所の遮断した遮断器を再投入させることにより、その変電所管内の電車の運行に事実上支障を来すことのないようにすることができる。
用途利用分野 直流高圧接地継電器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公益財団法人鉄道総合技術研究所, . 川原 敬治, 長谷 伸一, 伊東 利勝, . 直流電気鉄道高圧地絡による支障の拡大防止回路. 特開2003-032882. 2003-01-31
  • H02H   7/26     
  • H02H   9/06     

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