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直流き電回路の地絡による変電所遮断器の不要動作防止装置

シーズコード S100003377
掲載日 2010年11月12日
研究者
  • 川原 敬治
  • 長谷 伸一
  • 森本 大観
  • 伊東 利勝
技術名称 直流き電回路の地絡による変電所遮断器の不要動作防止装置
技術概要 今、直流母線地絡24が発生すると、レール21と接地マット23の間に直流高電圧がかかるので放電ギャップ3が放電し、放電電流が流れ、この電流は帰線27の途中に設けられている帰線過電流継電器2を流れる。従って、放電ギャップ3からは放電検知信号が、また帰線過電流継電器2からは地絡検知信号が遮断制御器1へ送られる。この時、遮断制御器1は交流遮断器6と直流遮断器10~13へ遮断信号を送り、これらの遮断器10~13を全て遮断状態にする。次に、外線低抵抗地絡25が発生した場合は、地絡を起した区間へき電しているき電回線過電流継電器17に地絡電流が流れ、この電流は大地からレール漏れ抵抗4を経て帰線過電流継電器2を流れて整流器8へ戻る。このように、き電回線過電流継電器17からの架線地絡検知信号が存在する時は、放電検知信号や地絡検知信号の有無にかかわりなく、外線低抵抗地絡の発生を示すものであるから、遮断制御器1は直流遮断器13のみへ遮断信号を出力しこれを遮断する。
画像

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研究分野
  • 保線,鉄道防災
  • 開閉装置
展開可能なシーズ 他の変電所で地絡事故が発生しても自変電所が連鎖反応で遮断器が遮断しないようにする不要動作防止装置を提供する。
帰線過電流継電器からの地絡検知信号と放電ギャップからの放電検知信号の検知信号のみが出力された時だけ交流遮断器と総ての直流遮断器を遮断し、き電回線過電流継電器から架線地絡検知信号が出力された時は、他の検知信号の有無に拘わらず、架線地絡検知信号を出力したき電回線過電流継電器と直列の直流遮断器だけを遮断することにより、電車の運行停止が広範囲に及ぶことを防止することができる。
用途利用分野 交流遮断器、直流遮断器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) (財)鉄道総合技術研究所, (株)ジェイアール総研電気システム, . 川原 敬治, 長谷 伸一, 森本 大観, 伊東 利勝, . 直流き電回路の地絡による変電所遮断器の不要動作防止装置. 特開2003-134657. 2003-05-09
  • H02H   3/10     
  • H02H   3/14     
  • H02H   7/26     

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