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交流電磁場測定法による探傷検査装置及び方法

シーズコード S100003544
掲載日 2010年11月12日
研究者
  • 藤原 貢
  • 大黒 光喜
  • 笹原 利彦
  • 武藤 行伸
  • 真野辰哉
  • 養祖次郎
  • 坂本博
  • 牧野一成
技術名称 交流電磁場測定法による探傷検査装置及び方法
技術概要 被検体1表面のx軸方向に交流磁場3を与える。これに直交する被検体1表面のy軸方向に交流誘導電流4を発生させる。交流誘導電流4により発生するx軸方向の磁束密度Bxを検出する。交流誘導電流4により発生するz軸方向の磁束密度Bzを検出する。被検体1表面に沿ってデータポイントを検出する位置センサとを有する。探傷プローブ10に交流磁場3を与える。磁束密度BxとBzを出力する。磁束密度BxとBzをデータ解析して、被検体表面に存在する傷等の位置を検出する。データ解析装置は、記憶装置と演算装置を有する。記憶装置により、探傷プローブで検出したデータポイントi(i=1,2,…,n)に対応する磁束密度BxとBzの生データを時系列的に記憶する。演算装置により、交流磁場発生コイル、Bx測定コイル、及びBz測定コイルの位置誤差により生データを補正する。 初めの信号値、母材無欠陥部の信号値、信号波形の高次近似曲線、一定範囲の移動平均値などを基準とする基準化処理をする。基準化データからz-x平面上において原点Oから点(Bz、Bx)までの磁束密度ベクトルB(z,x)をデータポイントi(i=1,2,…,n)に対応して設定する。データポイントiとi+1に対応する磁束密度ベクトルB(z,x)のベクトル積Aを算出する。ベクトル積Aが所定の閾値を超えるときに、傷等が存在すると判別する。
画像

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研究分野
  • 保線,鉄道防災
  • 磁気の計測法・機器
展開可能なシーズ 被検体が台車枠のような複雑な溶接構造物であっても、ノイズや擬似信号の影響を低減できると共に、経験の少ない検査員によっても容易かつ確実に傷等を判別でき、傷等の位置とその大きさ及び深さを容易かつ確実に求めることができる交流電磁場測定法による探傷検査装置及び方法を提供する。
磁束密度BxとBzをデータ解析して、磁束密度ベクトルB(z,x)のベクトル積Aを算出し、ベクトル積Aが所定の閾値を超えるときに、傷等が存在すると判別するので、被検体が台車枠のような複雑な溶接構造物であっても、ノイズや擬似信号の影響を低減することができ、経験の少ない検査員によっても容易かつ確実に傷等を判別できる。鉄道車両用の台車枠の検査にACFM法を簡便に適用することが可能となり、従来の塗装を剥がして磁粉探傷を行なう方式から、塗装を剥がさずに検査ができるため、検査の効率化と、クリーン化が図れる。なお、本発明は、鉄道車両用の台車枠のみならず鋼構造物等で、塗装を剥がして検査を行っている構造物に適用可能である。
用途利用分野 台車枠検査、磁粉探傷法、渦電流探傷法
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 株式会社IHI検査計測, 西日本旅客鉄道株式会社, 公益財団法人鉄道総合技術研究所, . 藤原 貢, 大黒 光喜, 笹原 利彦, 武藤 行伸, 真野辰哉, 養祖次郎, 坂本博, 牧野一成, . 交流電磁場測定法による探傷検査装置及び方法. 特開2006-292496. 2006-10-26
  • G01N  27/82     

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