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表面に金微粒子を付着させた高分子材料およびその製造方法

シーズコード S100003552
掲載日 2010年12月2日
研究者
  • 春田 正毅
  • 皆川 歩
  • 木下 直人
技術名称 表面に金微粒子を付着させた高分子材料およびその製造方法
技術概要 高分子粒子(粒子径100μm前後のPVC粉末)を金化合物(四塩化金酸・四水塩)の水溶液に懸濁または浸漬する。これに、還元剤(クエン酸三ナトリウム・二水塩)を溶解した水溶液を一気に加えてよく攪拌を行い、水溶液の金化合物濃度および還元剤濃度や、pHと温度を調整して、攪拌を1時間程度続けることにより、金微粒子(板状の100nm前後)が密集してほぼ均一に高分子粒子(PVC粉末)の表面上に分散・固定化されている高分子材料を製造する。金微粒子と高分子担体との付着性を高めるために、溶解性高分子化合物(ポリビニルピロリドンまたはポリビニルアルコール)を添加することが、場合によっては有効である。金微粒子の平均粒子径が1nmから10nmであり、高分子粒子の平均粒子径が10nmから10mmである金化合物の濃度としては、希薄すぎると金が高分子上に還元析出できなくなり、濃厚すぎると高分子上だけでなく溶液中でも金の還元析出が起こってしまうので、0.05mmol/Lから1mmol/Lの範囲が望ましい。
画像

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研究分野
  • 高分子材料一般
  • 製造工程とその装置
展開可能なシーズ 表面に、粒度が揃った金微粒子を付着させた高分子材料およびその製造方法を提供する。
粒度の揃った金微粒子を得ることができ、ナノオーダーの金微粒子とした固体触媒として性能向上を図ることができる。また、比較的大きな粒子径の金微粒子として顔料等に用いたときは、少量の使用量として色調調整の効果を得られる。高耐久性顔料、がん治療用マーカー、高感度DNA検出素子、柔軟性のある導電性材料、燃料電池用や化学センサ用の電極、赤外線センサとしても期待できる。
用途利用分野 固体触媒、耐久性顔料、燃料電池用電極、がん治療用マーカー
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公立大学法人首都大学東京, . 春田 正毅, 皆川 歩, 木下 直人, . 表面に金微粒子を付着させた高分子材料およびその製造方法. 特開2007-197591. 2007-08-09
  • C08J   3/20     
  • B82B   3/00     

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