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がんモデル動物の作製方法

シーズコード S100003764
掲載日 2010年12月3日
研究者
  • 小田 竜也
  • 大河内 信弘
  • 榎本 剛史
  • 青柳 靖之
技術名称 がんモデル動物の作製方法
技術概要 内部にがん細胞を封入したマイクロカプセルを作製し、マイクロカプセルの内部でがん細胞を増殖させることで3次元的にがん細胞の微小な集塊を形成させ、がん細胞の集塊がマイクロカプセルの内部をほぼ充満した時点で、これを実験動物の門脈内に注入して肝臓に到達させると、マイクロカプセルは門脈末梢において効率的に捕捉されて物理的塞栓を起こす。その後も、がん細胞は捕捉されたカプセル内で増殖を続け、時限的にカプセル被膜を破壊して外出し、肝臓に着床してがん病巣を形成しがんモデル動物が作製される。マイクロカプセルの平均粒径が100μm~800μmである。内部に500個~4000個のがん細胞を封入したマイクロカプセルを100個~6000個注入する。肝臓がんモデル動物を作製する場合、がん細胞を封入したマイクロカプセルを、ラットやマウスなどのゲッ歯動物、ウサギ、イヌ、ブタなどの門脈内に注入すればよい。がん細胞としては、膵臓がんや大腸がんや胃がんなどの消化器がん、乳がん 悪性黒色腫などの各種悪性腫瘍の細胞(株化細胞が望ましい)がよい。
画像

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研究分野
  • 薬物の研究法
  • 発癌機序・因子
展開可能なシーズ 動物肝転移モデルをはじめとする種々の動物血行性転移モデルとして、抗がん剤のスクリーニングを行う際などに好適ながんモデル動物を安定して作製することができる方法を提供する。
1個1個バラバラのがん細胞を門脈から投与する場合に比較して、安定に且つ多くのがん病巣を実験動物の肝臓に形成させることができる。この場合、がん病巣は肝臓のみに形成されるので、がんモデル動物の作製方法によって作製されてなるがんモデル動物を用いれば、抗がん剤のスクリーニングを定量的な治療効果判定に基づいて行うことができる。
用途利用分野 がんモデル動物
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人筑波大学, . 小田 竜也, 大河内 信弘, 榎本 剛史, 青柳 靖之, . がんモデル動物の作製方法. 特開2007-043975. 2007-02-22
  • A01K  67/027    
  • G01N  33/15     
  • G01N  33/50     

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