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有機エレクトロルミネッセンス素子

シーズコード S100003821
掲載日 2010年12月3日
研究者
  • 市川 結
  • 小林 佳奈
技術名称 有機エレクトロルミネッセンス素子
技術概要 有機エレクトロルミネッセンス素子10は、透明基板11の上に、透明陽電極層12、金属フッ化フタロシアニンを含む正孔注入層13、カルバゾール化合物を含む正孔輸送層14、バンドギャップが3.55eV以上の有機発光材料を含む発光層15、そして陰電極層17がこの順に積層された構成を有している。この有機エレクトロルミネッセンス素子10は、その透明陽電極層12と陰電極層17との間に直流電圧を印加するとピーク波長が380nm以下の短波長の光を発生する。正孔注入層13は、金属フッ化フタロシアニンを含む材料から形成される。金属フタロシアニンは、電子供与性を示す材料であるが、その水素をフッ素で置換すると電子受容性を示すようになり、そして置換基のフッ素の数が多くなるにつれて、より強い電子受容性を示すようになる。金属フッ化フタロシアニンが電子受容性を示すことによって、発光層の内部でより多くの量の正孔と電子とを再結合させることができるようになり、有機エレクトロルミネッセンス素子で短波長の光を発生できるようになる。金属フッ化フタロシアニンの金属は、銅または亜鉛であることが好ましい。
画像

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研究分野
  • 発光素子
  • 有機化合物の薄膜
  • 有機化合物のルミネセンス
展開可能なシーズ ピーク波長が380nm以下の短波長の光を発生させることができる有機エレクトロルミネッセンス素子を提供する。
この有機エレクトロルミネッセンス素子の基板表面に光触媒薄膜を付設して構成される有機化合物の分解処理装置は、その厚みが薄いため、例えば、冷蔵庫、空気清浄機あるいはエアコンの内部などのスペースに限りのある場所にも設置することができ、そして気体中に含まれる有機化合物を分解して気体を消臭あるいは殺菌などすることができる。
用途利用分野 有機化合物分解処理装置、光触媒薄膜、冷蔵庫、空気清浄機、エアコン
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人信州大学, . 市川 結, 小林 佳奈, . 有機エレクトロルミネッセンス素子. 特開2006-269819. 2006-10-05
  • H01L  51/50     
  • C09K  11/06     
  • G09F   9/30     
  • H01L  27/32     
  • H05B  33/02     

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