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酸素富化による雰囲気制御切削方法

シーズコード S100003835
掲載日 2010年12月3日
研究者
  • 臼杵 年
技術名称 酸素富化による雰囲気制御切削方法
技術概要 この切削加工法は、切削中に工具と加工材との間に酸化物系保護膜を生成することにより潤滑性を付与する元素を含むコーティング材料でコーティングした切削工具を用いた金属加工物の切削加工に際し、加工部雰囲気にガスを噴出口4cから供給して切削加工を行う。この場合、雰囲気ガスとして少なくとも大気中の酸素濃度より高い高濃度に富化された酸素を含むガスを供給して加工部を高濃度の酸化雰囲気にすることにより、切削工具4の刃先4aと加工物間に酸化物を生成させて工具損傷・損耗を低減させる。そして、加工材に含まれるFeがFeOとなる酸化物生成を促進し、鋼、鋳鉄、金型鋼等の構成成分であるSi,Mn,Al,Mg等が造る酸化物を主成分とする酸化物系保護膜を工具刃先と加工材表面との間に安定的に生成させ又は付着させる。このことにより工具と加工物やその切りくずとの直接接触を防ぎ、摩耗を抑制するという効果をより確実にする。更に、酸化物生成による潤滑性付与型のコーティング工具の性能を引き出すために、高酸素雰囲気あるいは高酸素ガスブローを行うものである。
画像

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研究分野
  • 切削一般
展開可能なシーズ 酸素富化ガスを大気中から取り出し、あるいは酸素ガスボンベを利用し、工具内部供給方式あるいはノズルによる外部供給式等を単独で又は組み合わせて行い、切削工具刃先周辺及び加工物周辺に供給して高酸素雰囲気による酸化物生成を実現する。
切削加工雰囲気ガスとして高濃度酸素を供給して切削加工部を酸化雰囲気にすることにより、加工材や工具に酸化物系保護膜を形成する元素を含む場合に、工具刃先と加工材の切削面との間に酸化物系保護膜を安定的に形成させ、あるいは工具刃先表面に付着させることにより工具摩耗を低減する。そして高濃度の酸素を切削部に集中して供給することにより切削部と工具の冷却を実現できる。
用途利用分野 切削加工機械
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人島根大学, . 臼杵 年, . 酸素富化による雰囲気制御切削方法. 特開2004-276228. 2004-10-07
  • B23C   5/28     
  • B23C   5/10     
  • B23Q  11/10     

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