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甲殻類の幼生飼育方法及び装置

シーズコード S100003925
掲載日 2010年12月3日
研究者
  • 村上 恵祐
  • 橋本 博
技術名称 甲殻類の幼生飼育方法及び装置
技術概要 水槽周壁が毎秒0.3~1.0cm移動する速度で上下回転動する飼育水槽中にて、甲殻類の幼生をふ化後30日まで飼育する。これにより極めて優れた生残率が得られる。また、ふ化後30日経過後はこの速度を0.3~0.5cmとする。これにより稚エビ化率が向上する。また、この幼生飼育装置は、適宜基枠20等に水平に固定設置されている固定軸10に飼育水槽30が上下回転動自在に取り付けられている。固定軸10は中空部11を有し、給水ノズル13、中空部11及び給水口12によって飼育水槽30内部への給水路が形成されている。また、固定軸10の中空部11内には、オーバーフロー排水管40が配設されて飼育水槽30内の水面高さを一定に調節する。駆動輪50は、飼育水槽30の下部においてその外周面と接触するように配置され、モータによって回転する。そして、飼育水槽30内に水を入れると共に、甲殻類の幼生を入れ、モータを駆動して駆動輪50を回転させる。すると、摩擦力で駆動輪50が接触している飼育水槽30が上下に回転動し、底部となる飼育水槽30の周壁が定置することなく回転移動し、飼育水槽30内に水流が発生する。
画像

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研究分野
  • 魚類以外の水産動物
  • 増養殖の技術
  • 増養殖設備
展開可能なシーズ 伊勢エビのフィロゾーマを初めとする甲殻類の幼生を、高い生残率で効率良く大量飼育することができる飼育方法及び装置を提供する。
飼育水槽が回転しているため、底部に沈殿物が生成することがないと共に、回転に伴なって生じた水流により甲殻類の幼生も上方に浮遊するため、従来の如く、底部で沈殿物と接触することがない結果、バクテリアによる死亡率が著しく軽減される。しかも、甲殻類の幼生が、発生した水流により上方に浮遊しているため、給餌時エサとの接触が底部ではなく上方の水中で可能となるため、新鮮なエサの摂取により、生残率が更に向上できる。
用途利用分野 甲殻類幼生飼育装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人水産研究・教育機構, . 村上 恵祐, 橋本 博, . 甲殻類の幼生飼育方法及び装置. 特開2004-097070. 2004-04-02
  • A01K  61/00     
  • A01K  63/00     

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