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絹タンパク質とキトサンとの複合体およびその製造方法

シーズコード S100003928
掲載日 2010年12月3日
研究者
  • 塚田 益裕
  • 羽賀 篤信
  • 清水 慶昭
技術名称 絹タンパク質とキトサンとの複合体およびその製造方法
技術概要 家蚕絹糸や野蚕絹糸などを対象にして、前処理として、中性塩水溶液で浸漬処理することにより絹糸を塩縮させ、絹糸の微細構造が粗となるようにした後、塩縮絹糸をキトサン酢酸水溶液に浸漬し、絹糸内部にキトサンを含浸せしめ、キトサンを含有する絹タンパク質を製造する。その後、キトサンを含有する絹タンパク質に対し架橋剤を作用させ、絹タンパク質とキトサン、および絹糸に充填したキトサン間に化学結合を導入し、絹フィブロインである絹タンパク質とキトサンとの複合体を水不溶化させる。ここで、架橋剤がグリセロールポリグリシジルエーテル、レゾルシノールジグリシジルエーテル、ネオペンチルグリコールジグリシジルエーテル、1,6-ヘキサンジオールジグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエーテル、およびポリエチレングリコールジグリシジルエーテルから選ばれた二官能性のエポキシ化合物もしくは三官能性のエポキシ化合物、またはソルビトールポリグリシジルエーテル、ソルビタンポリグリシジルエーテル、およびペンタエリスリトールポリグリシジルエーテルから選ばれた多官能性のエポキシ化合物である。
研究分野
  • 養蚕一般
  • 紡糸・製糸一般
展開可能なシーズ 染色などの工程においても、絹糸表面に付着したあるいは絹糸内部に含有されたキトサンが脱離することがないような絹タンパク質とキトサンとの新規複合体およびその製造方法を提供する。
キトサン同士の架橋結合に加えて、キトサンと絹タンパク質との間に架橋結合が導入されているので、単独の各素材の特性に加えて、優れた染色性、耐薬品性等の機能を付与することができる。また、絹タンパク質として、中性塩水溶液中で塩縮処理により前処理した絹糸を用いることができるので、絹糸の優れた機械的特性に加えて、様々な生化学特性を持つキトサンの特性を兼ね備えたキトサン含有の絹糸が得られる。
用途利用分野 絹糸
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 塚田 益裕, 羽賀 篤信, 清水 慶昭, . 絹タンパク質とキトサンとの複合体およびその製造方法. 特開2004-131647. 2004-04-30
  • D06M  13/11     
  • D06M  15/03     
  • A61L  31/00     
  • C08B  37/08     

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