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適応アレーアンテナの簡易アルゴリズムの応用

シーズコード S990001632
掲載日 2000年6月1日
研究者
  • 神尾 享秀
研究者所属機関
  • 独立行政法人 通信総合研究所
研究機関
  • 独立行政法人 通信総合研究所
技術名称 適応アレーアンテナの簡易アルゴリズムの応用
技術概要 本技術は、ディジタル移動無線においてCMA(Constant Modulus Algorithm)による符号判定誤り軽減方法を提供する。本技術では、帯域制限を施した位相変調信号においてCMAを用いて出力信号を得る場合に、位相変調信号に帯域制限を施すことによって生ずる包絡線変動の影響を軽減させるために、最初に、受信信号を用いて、CMAによる制御を行い、出力信号を得る。この出力信号は伝搬路によるひずみを軽減しているので、出力信号から符号判定時点を抽出する。この時点での受信信号とCMA制御により収束したウェイト値を初期値として、再度、CMAによる制御を行い出力信号を得る。以上により、位相変調信号を帯域制限することによって生じた包絡線変動の影響を軽減し、符号の判定誤りを少なくすることができる。
画像

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従来技術、競合技術の概要 CMAは、信号の包絡線が一定であるという情報を用いて、各入力信号にウェイトを乗じ、それらを合成して出力信号を得るアルゴリズムである。位相変調信号は、帯域制限を施すことにより,その包絡線は大きく変動する。従って、包絡線変動を生じた信号においてCMAを用いて出力信号を得る場合に、そのウェイトは包絡線変動の影響を含んで変化する。この変化が、符号判定時点のデータに及ぶことで出力信号はひずんでしまい、符号の判定誤りが生じるという問題を生じていた。
研究分野
  • 変復調方式
  • 移動通信
展開可能なシーズ CMAによる符号判定誤り軽減法
用途利用分野 移動無線機器
研究の進捗状況 基礎研究段階。実験用試作装置の製作(室内実験)。平成9年6月現在。
関連発表論文 (1)大鐘武雄, 笹岡秀一, 三瓶政一, 神尾享秀, 志村隆則, 臼井邦人, 塚本信夫. アダプティブアレー技術を適用したGMSK/TDMA方式の検討. 電子情報通信学会技術研究報告. vol.89,no.250,1989,p.69-74.
(2)志村隆則, 臼井邦人, 塚本信夫, 大鐘武雄, 笹岡秀一, 三瓶政一, 神尾享秀. アダプティブアレー技術を適用したGMSK/TDMAシステムの開発 ディジタル信号処理部の構成. 電子情報通信学会全国大会講演論文集. vol.1989,no.autumn pt.2,1989,p.2.182.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人情報通信研究機構, . 神尾 享秀, 古川 博史, 笹岡 秀一, . 符号判定誤り軽減方法. 特開平10-224418. 1998-08-21
  • H04L  27/22     
  • H04B  14/04     
  • H04L   1/00     

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