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養液栽培システム

シーズコード S100003936
掲載日 2010年12月3日
研究者
  • 池田 敬
  • 濱本 浩
  • 田中 和夫
  • 嶋津 光鑑
  • 岩本 辰弘
技術名称 養液栽培システム
技術概要 通気、通液性を有し、上部に開口部を開口した化学繊維製のネットからなる袋1内に、植物の根を支持する支持材となる多数の粒の大きい軽石を収容し、この袋1を栽培容器4内に充填する。栽培容器4は、有底で上端を開放した円筒状の合成樹脂(または陶器)製のもので、底面近傍に挿脱可能の栓5を設けている。この袋1を充填した栽培容器4内には、所定量の培養液6が満たされ、栽培用筒体3下方の軽石の上面上にセル成型苗などを載せて、植物7を筒体3を介して育成する。植物7が次第に生長するとその根7aも発育して下方に延び、培養液6が順次吸収されて次第に減少する。それによってできた間隙から根7aに空気をとりこむことができる。植物7を栽培している栽培容器4は、栽培ベッド8中に収容される。栽培ベッド8には所定量の培養液9が収容され、栽培容器4内の植物の根7a及び栽培容器4内の培養液6の液面が、栽培ベッド8の培養液9の喫水面9aより下になったときに、栓5を取り外す。栽培容器4内に、電力、動力を使用することなく、断続的に栽培ベッド8中の新鮮な培養液9を供給することができる。
画像

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研究分野
  • 作物栽培一般
  • 作物栽培施設
展開可能なシーズ 構造がシンブルで、初心者にも組み立てや取り扱いが簡単であり、低コストで大規模な付帯設備を必要とせず、栽培ベッド外へ排液を出すことなく、複雑な養液管理を必要としないで、小規模な経営にも対応でき、野菜の安定生産が可能な、養液栽培システムを提供する。
栽培中は面倒な培養液管理を行う必要はほとんどなく、栽培終了時の植物の撤去も容易に行うことができ、大幅な省力栽培を可能とする。環境に多大な影響を与える排液を出さないことから、周囲の環境に深刻なダメージを与えることは皆無である。栽培容器毎に種類の異なる品目を同時に栽培することが可能であり、また、栽培終了と同時に順次新しい植物との交換が可能で、しかも同一種で行う必要性は全くない。
用途利用分野 栽培容器、農業生産技術
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 池田 敬, 濱本 浩, 田中 和夫, 嶋津 光鑑, 岩本 辰弘, . 養液栽培システム. 特開2004-229538. 2004-08-19
  • A01G  31/00     
  • A01G   9/02     
  • A01G  27/00     

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