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カイコ受精卵の保存法

シーズコード S100003941
掲載日 2010年12月3日
研究者
  • 飯塚 哲也
  • 間瀬 啓介
  • 山本 俊雄
技術名称 カイコ受精卵の保存法
技術概要 産卵したカイコ受精卵を25℃で30~60日間保護し、この受精卵を20~5℃の間で温度を複数回段階的に下げて各温度でそれぞれ2日間又は5日間の間段階的に保護し、その後さらに0℃で10日間保護し、次いで0~-2.5℃で308~410日間冷蔵した後、5℃で90日間保護して胚子を活性化させる。そして、この胚子が活性化された受精卵に対して産卵後488日目から548日目までの期間が経過した後に、始め10℃次いで15℃の一連の中間手入れを1回だけ施し、その後0~-2.5℃で120~180日間再冷蔵し、最後に出庫、催青を行う。再冷蔵後に、出庫のために温度を10℃に上げて3日間維持し、15℃の中間温度に2日間維持し、次いで25℃で11日間催青を行うことが好ましい。産卵後所定の時期に中間手入れを1回施しただけでカイコ受精卵を長期にわたって冷蔵保存でき、ほぼ2カ年サイクルで系統保存が可能となる。中間手入れをこの期間外に施すと、高い孵化率を維持したままでの2カ年サイクルの系統保存が困難となる。また、この保護温度及び保護期間の範囲を外れると、高い孵化率を維持したままでの2カ年サイクルの系統保存が困難となる。
研究分野
  • 蚕の飼育法
  • 繁殖管理
展開可能なシーズ カイコ受精卵を冷蔵により長期間保護しても高い孵化率を有する、少なくとも2カ年孵化サイクルを有する簡便なカイコ受精卵保存法を提供する。
産卵から一定の期間経過後に中間手入れを1回だけ施すことにより、また、産卵直後からの高温保護期間を短くしかつ高温保護から冷蔵に至る期間を短くすることにより、カイコ受精卵を長期にわたって冷蔵保存することができ、ほぼ2カ年サイクルで系統保存が可能となる。そのため、現在我が国が保有するカイコの遺伝資源及び実用品種とその素材系統を維持・保存に要する労力、経費を半減できる。
用途利用分野 カイコ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 飯塚 哲也, 間瀬 啓介, 山本 俊雄, . カイコ受精卵の保存法. 特開2004-267007. 2004-09-30
  • A01K  67/04     

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