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ノルコクラウリン6-O-メチルトランスフェラーゼ遺伝子が導入された形質転換植物、及び、その形質転換植物を用いたイソキノリンアルカロイド生合成の誘導方法

シーズコード S100004065
掲載日 2010年12月6日
研究者
  • 佐藤 文彦
  • 森重 敬
技術名称 ノルコクラウリン6-O-メチルトランスフェラーゼ遺伝子が導入された形質転換植物、及び、その形質転換植物を用いたイソキノリンアルカロイド生合成の誘導方法
技術概要 イソキノリンアルカロイドを生産する植物に、ノルコクラウリン6-O-メチルトランスフェラーゼ(6OMT)遺伝子を導入することにより、イソキノリンアルカロイドの生合成機能を野生型植物よりも向上させた形質転換植物である。ノルコクラウリン6-O-メチルトランスフェラーゼ遺伝子は、オウレン由来であり、配列番号1に示す塩基配列を有することが好ましい。6OMTは、ベルベリン生合成の最初のメチル化反応を触媒する酵素で、S-アデノシル-L-メチオニンをメチル基供与体としてノルコクラウリンの6-位の水酸基をメチル化し、コクラウリンを生成する酵素である。この形質転換植物は、6OMTをコードする遺伝子が植物を宿主として導入されたもので、6OMTのみならずイソキノリンアルカロイド生合成経路のその他の生合成関連酵素の発現が促進され、イソキノリンアルカロイドの生合成機能が野生型植物よりも向上している。この形質転換植物を利用すれば、医薬品原料などとして有用なイソキノリンアルカロイドを工業的に大量生産できる。生合成の誘導方法は、微生物由来のエリシター、具体的には酵母から抽出された酵母エキスを作用させることが好ましい。
研究分野
  • 作物の品種改良
  • 遺伝子操作
展開可能なシーズ イソキノリンアルカロイド生合成系全体が活性化され、その最終産物であるイソキノリンアルカロイドの生合成量が増加する形質転換植物を提供するとともに、この形質転換植物を用いて医薬品などとして有用なイソキノリンアルカロイドの誘導を効率的に行う方法を提供する。
この形質転換植物は、野生型植物に比べ顕著に高いイソキノリンアルカロイド生合成能を有しており、イソキノリンアルカロイドを高効率に取得することができる。イソキノリンアルカロイドは、医薬品原料などとして有用であるため、その工業的大量生産に利用できる可能性を有しているこの形質転換植物は利用価値が高い。
用途利用分野 イソキノリンアルカロイド
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 佐藤 文彦, 森重 敬, . ノルコクラウリン6-O-メチルトランスフェラーゼ遺伝子が導入された形質転換植物、及び、その形質転換植物を用いたイソキノリンアルカロイド生合成の誘導方法. 特開2004-141019. 2004-05-20
  • A01H   5/00     
  • C12P  17/18     

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