TOP > 技術シーズ検索 > 鉄粉被覆稲種子の製造法

鉄粉被覆稲種子の製造法

シーズコード S100004379
掲載日 2010年12月7日
研究者
  • 山内 稔
技術名称 鉄粉被覆稲種子の製造法
技術概要 稲種子に、鉄粉、並びに鉄粉に対する質量比で0.5~2%の硫酸塩(但し、硫酸カルシウムは除く)及び/又は塩化物を加え、さらに水を添加して造粒し、水と酸素を供給して金属鉄粉の酸化反応によって生成した錆により、鉄粉を稲種子に付着、固化させた後、乾燥させる鉄粉被覆稲種子の製造法である。ここで、硫酸塩及び/又は塩化物は、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム及びこれらの水和物から選ばれた1種又は2種以上である。また、稲種子に、鉄粉、並びに鉄粉に対する質量比で0.5~35%の硫酸カルシウム及び/又はその水和物を加え、さらに水を添加して造粒し、水と酸素を供給して金属鉄粉の酸化反応によって生成した錆により、鉄粉を稲種子に付着、固化させた後、乾燥させる鉄粉被覆稲種子の製造法である。鉄粉としては、これまでに使用されている金属鉄粉、即ち還元鉄粉やアトマイズ鉄粉を任意に用いることができる。このように、金属鉄粉の酸化反応を利用したコーティングの場合は、コーティング層が大きな破片になって剥離する現象はほとんど認められない。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2004-000884.gif
研究分野
  • 農業一般
  • 金属薄膜
展開可能なシーズ 水田に播いた稲種子が発芽生育中に水中で浮かないように比重を高める鉄コーティング湛水直播栽培において、金属鉄粉の稲種子への付着、固化方法を改善し、比重の調整が容易であり、かつ機械的衝撃によっても崩壊し難い稲種子のコーティング方法を提供する。
金属鉄粉を稲種子に効果的に、かつ経済的にコーティングできる。また、過度の温度上昇を回避し、かつ短時間にコーティングを実施できるため、稲種子に障害を与えない。さらに、鉄粉の酸化反応を利用し、かつその反応を促進させて金属鉄粉を稲種子に付着させるので、少量の鉄粉でコーティングすることができ、かつ稲種子表面で固化した鉄粉は機械的衝撃によっても崩壊し難い。
用途利用分野 水稲
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 山内 稔, . 鉄粉被覆稲種子の製造法. 特開2005-192458. 2005-07-21
  • A01C   1/06     

PAGE TOP