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低交流損失酸化物超電導導体及びその製造方法

シーズコード S100004515
掲載日 2010年12月7日
研究者
  • 鈴木 賢次
  • 星 三郎
  • 松田 潤子
  • 和泉 輝郎
  • 塩原 融
  • 岩熊 成卓
技術名称 低交流損失酸化物超電導導体及びその製造方法
技術概要 酸化物超電導導体Aは、耐熱金属製のテープ状の長尺の基体1の上に、この基体1の長さと同程度であって、基体1の幅よりも小さい幅で基体1よりも薄いフィラメント導体2が、基体1の幅方向に沿って複数、所定の間隔で並設され、各フィラメント導体2の間には基体1のほぼ全長にわたり、各フィラメント導体2を分割する細線化溝3が形成されている。酸化物超電導層が複数のフィラメント導体に分割されていることにより、印加磁界方向の投影幅が減少し、交流通電時の損失が減少する。これは、超電導層の内部に磁束が侵入し、交流通電時に磁束が動こうとした場合に、酸化物超電導層内での磁束の移動距離が酸化物超電導層を分割していない構造よりも小さくなることに起因する。細線化溝により酸化物超電導層が複数のフィラメント導体に分割されるので、交流損失の低減を図ることができる。細線化溝に形成された高抵抗酸化物により細線化溝を介して隣接するフィラメント導体どうしが電気的に分離される、もしくはフィラメント間抵抗が増大することにより低交流損失化される。
画像

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研究分野
  • 超伝導材料
  • 薄膜一般
展開可能なシーズ 基材上に酸化物超電導層を設けた構造の酸化物超電導導体に対してレーザにより酸化物超電導層を複数のフィラメント導体に分断した構造を採用した場合であっても、分断した個々のフィラメント導体どうしの絶縁性を高めることができ、低交流損失の酸化物超電導体を得ることができる構造とその製造方法を提供する。
酸化物超電導層が複数のフィラメント導体に分割されていることにより、印加磁界方向の投影幅が減少し、交流通電時の損失が減少する。交流通電時の損失が少ないので、超電導特性の良好な酸化物超電導導体を得ることができる。
用途利用分野 交流応用機器、モータ、変圧器
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公益財団法人鉄道総合技術研究所, 国立大学法人九州大学, 国立研究開発法人産業技術総合研究所, . 鈴木 賢次, 星 三郎, 松田 潤子, 和泉 輝郎, 塩原 融, 岩熊 成卓, . 低交流損失酸化物超電導導体の製造方法. 特開2007-141688. 2007-06-07
  • H01B  12/06     
  • H01B  13/00     
  • H01F   6/06     
  • H01L  39/24     

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