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グルコピラノース誘導体を有効成分とするリーシュマニア症治療剤

シーズコード S012000048
掲載日 2002年1月29日
研究者
  • 野中 薫雄
研究者所属機関
  • 琉球大学 医学部
研究機関
  • 琉球大学 医学部
技術名称 グルコピラノース誘導体を有効成分とするリーシュマニア症治療剤
技術概要 リーシュマニア症はサシチョウバエが媒介する原虫性疾患である。症状として皮膚型、粘膜皮膚型、内臓型の3型があり、アフリカ、中南米、中東などに分布している。本症の治療は現在アンチモン製剤を用いているが、治療抵抗性の症例が増加している。特に内蔵型に対する治療は難渋しており、死亡率も高くなっている。本発明は、式(I)で表されるグルコピラノース誘導体およびその非毒性塩が皮膚型リーシュマニア症の予防および/または治療に対し有効に作用し、かつ安全性の高い化合物であることを見出した。本化合物の塩は、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩および薬学的に許容される有機アミン塩などであり、これらの塩は公知の方法で水和物に変換してもよい。特公平4-74359号は本化合物が免疫賦活作用および抗腫瘍作用を有することを開示しているが、本化合物のリーシュマニア症に対する作用についてはまだ報告されていない。
画像

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従来技術、競合技術の概要 リーシュマニア症の治療薬としては、アンホテリシンB、プレオマイシン、インターロイキン2、ペンタミジン、アンチモン製剤、インターフェロンなどが用いられている。しかしそれぞれの薬物で有効性、副作用が異なり、有効率が高く副作用が少ない治療法が望まれていた。本発明の化合物は高い有効性を持った副作用の低いリーシュマニア症の治療薬である。
研究分野
  • 皮膚疾患の薬物療法
  • 感染症・寄生虫症の治療
  • 皮膚の疾患
展開可能なシーズ (1)皮膚型リーシュマニア症の予防および/または治療
用途利用分野 低毒性、低副作用のリーシュマニア症の治療薬
関連発表論文 (1)金子玲子, 古川裕利, 佐藤正隆, 星美智子, 片倉賢, 上里博, 野中薫雄, 古谷正人, 橋口義久. パラグアイからの帰国日本人に発症した粘膜皮膚リーシュマニア症. 日本皮膚科学会雑誌. vol.109,no.8,1999,p.1185‐1191.
(2)野中薫雄. 輸入寄生虫症治療のガイドライン 皮膚型リーシュマニア症. Mod Phys. vol.19,no.4,1999,p.387‐389.
(3)野中薫雄, 細川篤. 輸入感染症—国際化時代への警告 13 リーシュマニア症. 医学のあゆみ. vol.175,no.6,1995,p.430‐433.
(4)野中薫雄. 熱帯と皮膚の関わり(2). 西日本皮膚科. vol.57,no.2,1995,p.290‐298.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人琉球大学, . 野中 薫雄, . グルコピラノース誘導体を有効成分とするリーシュマニア症治療剤. 特開2000-063396. 2000-02-29
  • A61K  31/7024   
  • A61P  33/02     
  • C07H  13/04     

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