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光応答性酸素吸着材料及び酸素分子濃度の調整方法

シーズコード S110004548
掲載日 2011年1月4日
研究者
  • 鈴木 隆之
技術名称 光応答性酸素吸着材料及び酸素分子濃度の調整方法
技術概要 光応答性酸素吸着材料は、軸塩基性配位子の有無により可逆的に酸素分子の吸着及び脱離の転移を示す金属サレーン錯体類、及び金属サレーン錯体類と配位結合する軸塩基性部位を有し、光照射により可逆的に異性化を示し、配位結合に対する立体障害の度合いと軸塩基性部位の塩基性との少なくとも一方が異性化による異性体同士で異なり、且つ、軸塩基性部位の金属サレーン錯体類への配位能が異性体同士で異なる光応答性化合物を含む。酸素分子濃度の調整方法は、光応答性酸素吸着材料へ光照射し、光応答性化合物を軸塩基性部位の金属サレーン錯体類への配位能が高い異性体へ異性化する工程と、酸素分子を含有する酸素分子吸着用の環境下で、酸素分子を配位能が高い異性体へ異性化された吸着材料中の金属サレーン錯体類へ結合させる工程と、酸素分子が結合している光応答性酸素吸着材料を、酸素分子吸着用の環境から、酸素分子脱離用の環境へ移動する工程と酸素分子が結合している光応答性酸素吸着材料へ、酸素分子脱離用の環境下で光照射して軸塩基性部位の金属サレーン錯体類への配位能が低い異性体へ異性化して、酸素分子を金属サレーン錯体類から脱離させる工程とを含む。
研究分野
  • 吸着剤
  • 各種物理的手法
  • 燃料電池
展開可能なシーズ 酸素分子を可逆的に吸着・脱離する光応答性酸素吸着材料、及びその吸着材料を用いて主に大気中の酸素分子濃度を調整する方法を提供する。
光照射のみで空気中の酸素分子の吸着及び脱離を制御できるため、この吸着材料を用いる酸素吸着及び脱離システムを簡便化できる。例えば、肺疾患の患者が利用する、従来は重い酸素ボンベを引いて携帯していた酸素供給装置等の軽量化、小型化に有効に用いられる。火力発電等において、空気中の酸素を富化した高酸素濃度下で化石燃料を燃焼できるため、不完全燃焼比率が減少する。これにより、従来と同等のエネルギーを少ない化石燃料で獲得できる。また使用燃料量が減るため、放出される二酸化炭素量や窒素酸化物NOx量も減少する。
用途利用分野 酸素分子可逆的吸着・脱離、大気中酸素分子濃度調整
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人東京電機大学, . 鈴木 隆之, . 光応答性酸素吸着材料及び酸素分子濃度の調整方法. 特開2007-061796. 2007-03-15
  • B01J  20/22     
  • B01J  20/34     
  • B01D  53/14     

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