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変電所

シーズコード S110004637
掲載日 2011年1月4日
研究者
  • 長谷 伸一
  • 奥井 明伸
  • 小西 武史
  • 金子 利美
技術名称 変電所
技術概要 直流電気鉄道の変電所であって、レール側へ接続されているラインと変電所接地マットとの間にコモンモードノイズをバイパスするフィルタを設ける。フィルタはコンデンサであり、コンデンサと抵抗が直列に接続されたものとアレスタが並列に接続されたものである。フィルタの抵抗にインダクタンスを並列に接続する。(a)はコンデンサ19のみで最も簡単な構成であり、高い周波数ほどバイパスされ易い。(b)はコンデンサ19に抵抗21を直列接続し、それにアレスタ20を並列に接続したものである。抵抗21は、トロリー線が事故などによって地絡した場合に流れる突流を抑制するものである。アレスタ20は落雷時に、抵抗21やコンデンサ19を保護するためのものである。(c)は、(b)の抵抗21にインダクタンス22を並列に接続したものである。コンデンサ19とで直列共振回路を構成し、共振周波数においてインピーダンスが零に近くなる。従って、コモンモードノイズの周波数分布のうち特にレベルの高い周波数を共振周波数に選ぶことにより、当該周波数およびそれを中心とする周波数帯に対し効果的な抑圧が可能となる。この場合、抵抗21は抑圧周波数特性の帯域幅調整用の機能をも有する。
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研究分野
  • 線路構造,軌道材料
  • 工場,発電所,運輸・倉庫建築
展開可能なシーズ 従来の対策にもかかわらずなお残っているノイズによる軌道回路信号への悪影響を除去する構成を提供する。
レールへ接続されるラインと接地マットとの間にコモンモードノイズをバイパスするフィルタを接続するというものであるからノイズ電流は前記ラインと接地マット間で短絡に近い状態となり接地マットから大地の方や、前記ラインからレールの方へは流れなくなる。その結果、レールを信号伝達手段として利用している在線検知やATCなどの信号システムや制御システムの信号がコモンモードノイズ電流の悪影響を受けることがなくなる。フィルタは、対象とするコモンモードノイズの周波数分布に応じて最も抑制したい周波数或いは周波数帯でインピーダンスができるだけ零に近くなる周波数特性のものを種々選ぶことができるので顕著な効果を得ることができる。
用途利用分野 直流電気鉄道変電所、コモンモードノイズ除去
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公益財団法人鉄道総合技術研究所, 独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構, . 長谷 伸一, 奥井 明伸, 小西 武史, 金子 利美, . 変電所. 特開2006-069406. 2006-03-16
  • B60M   3/00     
  • H02H   9/04     
  • H02J   1/02     

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