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車両の防振装置

シーズコード S110004797
掲載日 2011年1月4日
研究者
  • 富岡 隆弘
  • 瀧上 唯夫
技術名称 車両の防振装置
技術概要 振動の伝達と衝撃とを緩和する緩衝ゴム6を有する車両の防振装置である。緩衝ゴムは、第1の部材1と第2の部材2とを連結する連結部材3,4に使用され、振動の周波数が低いときに比べて、振動の周波数が高いときには剛性が低くなる特性を有する。緩衝ゴムは、加振力を受けたときの変位量が大きいときに比べて、加振力を受けたときの変位量が小さいときには剛性が低くなる。また、振動の振幅が大きいときに比べて、振動の振幅が小さいときには剛性が低くなる。緩衝ゴムは、ゴム部9とこのゴム部と接触する接触部8とを備え、更にゴム部と接触部との間に間隙部10を有する。間隙部は、ゴム部と接触部との間を非接着状態にし、ゴム部の内周部9b又は接触部の外周部8bのいずれか一方には、突起状の抜け止め部9cが形成されている。または、緩衝ゴムは、ゴム部に空隙部を有する。緩衝ゴムは、車両が鉄道車両であるときにこの鉄道車両の車体1と台車2とを連結する連結部材3,4、好適には車体と台車とを連結するけん引装置3及び/又はヨーダンパ装置4に使用される。
画像

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研究分野
  • 鉄道車両用機器
  • 緩衝器,ばね
展開可能なシーズ 乗り心地に影響を与える振動を低減することができる車両の防振装置を提供する。
輪軸アンバランスや台車ピッチングなどに起因してけん引装置やヨーダンパ装置から車体に伝わる加振力が低減されて、車体の上下曲げ振動などの弾性振動のような振動周波数が高くて振幅の小さい振動が抑制され、乗り心地を向上させることができる。一方、けん引装置やヨーダンパ装置が本来の機能の発揮を求められている振動周波数が低い場合や変位量が大きい場合には、緩衝ゴムの剛性を十分に剛にすることができるため、けん引装置によって駆動力や制動力を伝達することができるとともに、ヨーダンパ装置によって台車のヨーイング運動を減衰させることができる。けん引装置やヨーダンパ装置の構造を変更する必要がなく既存の緩衝ゴムを交換するだけで足りるため、コストの上昇を抑えることができるとともに質量の増加も抑えることができる。
用途利用分野 車両防振装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 財団法人鉄道総合技術研究所, . 富岡 隆弘, 瀧上 唯夫, . 車両の防振装置. 特開2007-139100. 2007-06-07
  • F16F  15/08     
  • F16F   1/38     
  • B61F   5/24     
  • B61D  49/00     
  • B60G   3/12     
  • B60G   7/02     

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