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球面回折格子による収束光入射型分光装置

シーズコード S012000085
掲載日 2002年1月29日
研究者
  • 鈴木 章二
研究者所属機関
  • 東北大学
研究機関
  • 東北大学
技術名称 球面回折格子による収束光入射型分光装置
技術概要 この技術は、主に紫外線、真空紫外線、軟X線領域の分光に用いる収束光入射型分光装置に関するもので、詳しくはデフォーカス項コマ項を0若しくは非常に小さい値とすることができる分光装置である。このものは、回転可能の球面回折格子と、球面回折格子に収束光を入射するための収束線と、球面回折格子からの出射光を検出するための回転可能な出射スリットを備えるものである。球面回折格子に収束光を入射する方法は、非常に収差が小さく、入射長、出射長の長さが波長によらずほぼ一定になる分光装置となるものであって、この配置では光路方程式のフォーカス項とコマ項を0または非常に小さい値とすることができる。従来のローランド配置のように入射長、出射長が波長によって大きく変化することがなく、走査波長全領域で、非常に収束性のよい結像が得られるうえ、簡単な機構で、分光器が構成できるという効果がある。
画像

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従来技術、競合技術の概要 光を分光する基本法には、屈折型と干渉型がある。真空紫外線、軟X線領域の光はあらゆる物質で透過率が非常に小さくなるので、プリズムのような分光素子を利用できない。さらにこの領域では反射率も小さく、干渉法を用いた分光素子でさえ、素子表面すれすれに光を入射させる、いわゆる斜入射型の分光配置をとらなければならない。また、反射による光の減衰を極力避けるため、分光素子そのものに分光作用と集光作用の2つを兼ねさせることが行われている。
研究分野
  • 光源
展開可能なシーズ (1)収束光入射型分光
用途利用分野 紫外線分光器、放射光のビームライン
逆光電子分光、放射光化学
超高真空工学
関連発表論文 (1)鈴木章二. 高分解能VUVビームラインの可能性(文部省S). 固体の広エネルギー領域光物性 2年次研究会講演要旨 平成6年. 1994,p.47‐49.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人東北大学, . 鈴木 章二, . 球面回折格子による収束光入射型分光装置. 特開2000-111405. 2000-04-21
  • G01J   3/18     

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