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カップ付きマイクロストリップアンテナ

シーズコード S990001633
掲載日 2000年6月1日
研究者
  • 田中 正人
研究者所属機関
  • 独立行政法人 通信総合研究所
研究機関
  • 独立行政法人 通信総合研究所
技術名称 カップ付きマイクロストリップアンテナ
技術概要 本技術は、高利得で指向性やビーム幅を自在に設計でき、しかもアレー状アンテナの素子に最適なアンテナ装置に関するものである。本技術は、基板上に形成されたマイクロストリップアンテナ素子の周囲に、導電性部材からなる円筒状の部材を配設すると共に、マイクロストリップアンテナ素子のグラウンド板に円筒状の部材を設置したアンテナ装置を提供する。この他、前述の基板がハニカム状の素材からなるもの、マイクロストリップアンテナ素子の放射面前方に無給電素子を配設したものなど種々ある。このアンテナ装置は、シリンダの高さや直径を変えて、ビーム幅を変化できることから、反射鏡アンテナの1次放射器として利用できる。小型軽量、円偏波化が容易であることから衛星搭載反射鏡アンテナの1次放射器に、また、利得が10dB程度あるので、衛星通信用移動体局側のアンテナにも利用でき、更に、相互結合が小さいことからアレーアンテナ素子にも利用できる。
画像

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従来技術、競合技術の概要 マイクロ波やミリ波用のアンテナ装置として、ホーンアンテナ及びマイクロストリップアンテナがある。ホーンアンテナは寸法が大きく、後段が同軸系の場合は同軸/導波管変換器が必要、また、マイクロストリップアンテナでは、ビーム幅や利得を変えるには使用する基板の誘電率や厚さを変える必要があり、高利得・狭ビーム幅を得るには、基板の誘電率を低く、厚さを厚くする必要があるなどの問題があった。
研究分野
  • アンテナ
  • 宇宙通信
展開可能なシーズ 指向性やビーム幅を自在に設定できるアンテナ
用途利用分野 衛星搭載反射鏡アンテナの1次放射器
衛星通信用移動体向側アンテナ
アレーアンテナ素子
研究の進捗状況 基礎研究段階。テフロン基板によるアンテナを約30個試作、ハネカム基板によるアンテナを約20個試作。平成9年6月現在。
関連発表論文 (1)松本泰,田中正人. 衛星搭載フェーズドアレー用カップマイクロストリップ素子の開発. 電子情報通信学会論文誌B. vol.82-B,no.7,1999,p.1420-1424.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人情報通信研究機構, . 田中 正人, . アンテナ装置. 特開平10-242745. 1998-09-11
  • H01Q  13/08     

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