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生体内に摂取された有機リン系農薬の検出方法及び検出キット

シーズコード S012000094
掲載日 2002年1月29日
研究者
  • 奈女良 昭
研究者所属機関
  • 広島大学 医学部医学科
研究機関
  • 広島大学 医学部医学科
技術名称 生体内に摂取された有機リン系農薬の検出方法及び検出キット
技術概要 この技術は、生体内に摂取された有機リン系農薬の検出方法であって、まず尿試料中に4-(4-ニトロベンジル)ピリジンを添加する第1の工程、第1の工程により得られた反応溶液を加熱する第2の工程、第2の工程により得られた反応溶液をアルカリ性にする第3の工程と、第3の工程により得られた反応溶液に有機溶媒を添加する第4の工程と、第4の工程により得られた反応溶液の有機相の着色量を測定する第5の工程を有する方法であって、上記第4の工程で用いる有機溶媒は、ジエチルエーテル、ヘキサン、酢酸エチルからなる群から選択されるものである。この方法によると従来のコリンエステラーゼ法を用いたばあい、有機系物質を摂取していないにもかかわらず、 恰も摂取したかのような反応が出ることがあったが、この方法では有機リン系の農薬のみの摂取の有無を選択的に検出することができるものである。
従来技術、競合技術の概要 薬物・毒物による中毒患者の治療はその中毒の起因物質を同定し、その物質に適合した処理を迅速に行なうことが必要であるが、有機リン系及びカーバメート系殺虫剤の検出に用いられているコリンエステラーや測定法については、上記2つの中毒を判定するものであって、両者の判定を何れかを判定しない他、試料調整、分析機器の操作に専門的な技術を必要とし、しかも結果を出すために、数時間を要し、治療のための迅速性に欠けるといる欠点を有していた。
研究分野
  • 害虫に対する農薬
  • 法医学
  • 中毒一般
展開可能なシーズ (1)有機リン系農薬検査
用途利用分野 救急治療
関連発表論文 (1)屋敷幹雄, 宮崎哲次, 岩崎泰昌, 谷口隆則, 小嶋亨, 坂井紘治, 平賀正文. 代謝物によって証明した有機リン系農薬中毒死. 日本法医学雑誌. vol.46,no.4,1992,p.276‐281.
(2)小島亨, 屋敷幹雄, 宮崎哲次. GC/MSによる生体試料中多種薬剤の分析. 日本医用マススペクトル学会講演集. vol.16,1991,p.157‐160.
(3)屋敷幹雄, 奈女良昭, 吉岡敏治. 原因不明の中毒事故における情報提供体制のあり方と発生初期の分析法に関する研究  原因不明の中毒事故における簡易スクリーニングテストの有用性(厚生省S). 原因不明の中毒事故における情報提供体制のあり方と発生初期の分析法に関する研究 平成11年. 1999,p.38‐60.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 広島大学, . 奈女良 昭, 内海 兆郎, 屋敷 幹雄, 小嶋 亨, . 生体内に摂取された有機リン系農薬の検出方法及び検出キット. 特開2000-097926. 2000-04-07
  • G01N  31/00     
  • G01N  33/15     
  • G01N  33/493    
  • G01N  33/52     

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