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超音波用音響インピーダンス整合器

シーズコード S012000098
掲載日 2002年1月29日
研究者
  • 加藤 初儀
研究者所属機関
  • 苫小牧工業高等専門学校
研究機関
  • 苫小牧工業高等専門学校
技術名称 超音波用音響インピーダンス整合器
技術概要 この技術は、超音波発振器と超音波を入射させる物質との間に介在させて、音響インピーダンスを整合させる整合器であり、層状構造をもつことを特徴とする。二重層として二つの物質を音響的に連続に接合し、さらにこの二重層を複数個音響的に連続に接合して層状構造物を形成する。この層状構造物の一端から層界面に垂直に超音波を入射すると、他端(超音波を入射させる物質との界面)で、共鳴的に界面の振動振幅が大きくなる共鳴振動数が存在する。この現象を利用して、層状構造物を介在させ超音波の透過率を向上させる。そして、本実施の形態によれば音響的に連続に接合した複数の二重層によって音響インピーダンスを実効的に完全に整合することができ、対象から超音波発振器への反射波の発生が抑制されるので、超音波発振器から対象への超音波の透過率を向上させることができる。
画像

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従来技術、競合技術の概要 従来、超音波発振器から対象物に超音波を入射させるには、超音波発振器を対象に直接接触させたり、これら発振器と対象物との間に均一な材料で構成されるものを介在させたりしている。また液体を配置したり集束レンズを用いて対象に入射させたりしているが、これらのばあい、音響インピーダンスの不整合があると、対象から反射波が発生して、発振器から対象への超音波の透過率向上に悪影響を及ぼすことがあるものである。
研究分野
  • 水中音響応用
  • 結晶中のフォノン・格子振動
展開可能なシーズ (1)超音波用音響インピーダンスの整合器
用途利用分野 医療用診断装置
探傷用超音波発振器
関連発表論文 (1)加藤初儀. 層状構造物から水への超音波透過実験. 苫小牧工業高等専門学校紀要. no.36,2001,p.151‐155.
(2)小島洋一郎, 加藤初儀. 超音波による各種味溶液の基礎的検討. 電子情報通信学会技術研究報告. vol.100,no.252(OME2000 58‐87),2000,p.95‐100.
(3)加藤初儀. 超格子中の音響フォノンに対するモード変換機能. 苫小牧工業高等専門学校紀要. no.34,1999,p.163‐178.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 苫小牧工業高等専門学校, . 加藤 初儀, . 超音波用音響インピーダンス整合器. 特開2000-241149. 2000-09-08
  • G01B  17/00     

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