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プラスチック混合廃棄物の処理方法

シーズコード S012000099
掲載日 2002年1月29日
研究者
  • 奥脇 昭嗣
研究者所属機関
  • 東北大学
研究機関
  • 東北大学
技術名称 プラスチック混合廃棄物の処理方法
技術概要 プラスチック混合廃棄物の処理方法に関するものであって、含塩素樹脂が混合されたプラスチック混合廃棄物とアルカリ性溶液とを反応容器に収容する工程と、内容物を180℃以下に加熱して含塩素系樹脂から可塑剤を選択的に分解抽出させる第2の工程からなり、アルカリ性溶液を用いて可塑剤やペット剤から加水分解して生成するフタル酸を、フタル酸ナトリウム塩やフタル酸カリウム塩として沈殿させることができるもので、これら沈殿フタル酸塩は、容易に回収することができる。アルカリ溶液中から回収したフタル酸塩は、純粋に精製することが可能である。精製したフタル酸塩は、原料として再利用する。さらにペット材の分解によって生成するエチレングリコールまたアルカリ溶液中からの回収が可能で、原料や燃料として再利用できるものである。金属、ポリエステル樹脂等を除去するための前工程を省略することが出来る。
画像

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従来技術、競合技術の概要 現在行われている熱分解油化では、回収廃棄物に含まれる水分、ペット材金属等を前処理の段階で廃棄物から除去しなければならない。しかし、水分についてはその混入を免れることは先ず不可能である。これらは設備稼動時に異常の原因となるばかりか、金属については、別の措置によって、除去処理を徹底しなければならない。この複雑な前処理によって全てを完全に除去することは困難という。
研究分野
  • 資源回収利用
  • 抵抗性
  • 高分子廃棄物処理
展開可能なシーズ (1)プラスチック混合廃棄物のアルカリ性溶液処理
用途利用分野 プラスチック混合廃棄物処理
廃棄物処理破砕
塩素系樹脂に含まれる可塑剤を分解抽出
関連発表論文 (1)奥脇昭嗣, 吉岡敏明. 高温水溶液中における廃プラスチックのケミカルリサイクリング. 資源処理技術. vol.41,no.3,1994,p.124‐129.
(2)申宣明, 外間省吾, 渡辺修一, 吉岡敏明, 奥脇昭嗣. 高温アルカリ水溶液中において脱塩化水素したPVCの形状と化学構造. ポリマー材料フォーラム講演要旨集. vol.7,1998,p.311‐312.
(3)森山正浩, 外間省吾, 吉岡敏明, 内田美穂, 奥脇昭嗣. 高温アルカリ水溶液を用いた混合廃プラスチックの脱塩素処理とフタル酸ジオクチル(DOP)の加水分解同時酸素酸化. プラスチック化学リサイクル研究会討論会研究講演発表要旨集. vol.3,2000,p.71‐72.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人東北大学, . 奥脇 昭嗣, 吉岡 敏明, 申 宣明, 内田 美穂, . プラスチック混合廃棄物の処理方法. 特開2000-239434. 2000-09-05
  • C08J  11/02     

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