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鋼の切削方法及び切削装置 新技術説明会

シーズコード S110005116
掲載日 2011年1月4日
研究者
  • 田中 隆太郎
  • 細川 晃
  • 山田 啓司
  • 上田 隆司
技術名称 鋼の切削方法及び切削装置 新技術説明会
技術概要 切削工具と被削材である快削鋼との間に特定の大きさの電流を流しながら切削すると、安定的な保護膜が、切削工具の磨耗する面(切削面)に形成されることにより、切削工具の磨耗が抑制され、切削時における切り屑の厚みも小さくなり、かつ切削抵抗も低減される。装置本体に取付けられた被削材を回転させて切削工具で切削する鋼の切削方法であって、被削材は、B、N、及びAlを少なくとも含む快削鋼であり、装置本体と切削工具との間を電気絶縁状態として、切削工具と前記快削鋼との間に所定値の電流を流して切削する。電流は、5~10mAであり、切削時における切削速度は、100~300m/minである。切削装置1は、装置本体60と切削工具30との間に配置した電気絶縁体20と、電流を発生する電源41と、電源からの電流を調整して切削工具30と被削材10との間に電流を流す電流調整手段40とを備え、電流調整手段40は、切削工具30の切削面に、被削材10に含有している元素により切削中に保護膜を形成するに最適な所定値の電流を流すものである。
画像

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研究分野
  • 切削一般
展開可能なシーズ B、N及びAlを少なくとも含む快削鋼を高速の切削速度で切削しても、快削鋼の被削性を向上させ、切削工具を長寿命化させることができる鋼の切削方法及び切削装置を提供する。
この鋼の切削方法およびその切削装置によれば、切削時に切削工具に保護膜を形成できる特定の被削材の切削において、切削工具と被削材との間にわずかな電流を流しながら切削を行うことにより、切削工具の切削面に確実に保護膜が形成させることで、切削工具のすくい面及び逃げ面の磨耗を抑制することができ、工具を長寿命化することができる。さらに、切削抵抗も低下し、切り屑の厚みも小さくなり、快削鋼の被削性が向上する。そして、わずかな電流で効果が得られるので、安価に切削加工を実施することができる。
用途利用分野 快削鋼、自動車部品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人金沢大学, . 田中 隆太郎, 細川 晃, 山田 啓司, 上田 隆司, . 鋼の切削方法及び切削装置. 特開2006-159339. 2006-06-22
  • B23B   1/00     

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