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ハイブリッド型直動案内装置

シーズコード S110005120
掲載日 2011年1月4日
研究者
  • 小幡 文雄
  • 上原 一剛
技術名称 ハイブリッド型直動案内装置
技術概要 鏡面仕上げした摺動面を有するすべり案内方式直動案内と転動体を利用した転がり案内方式直動案内との組み合わせからなる直動案内装置である。転動体7を保持するための軌道および高硬度に仕上げた鏡面の摺動面3を有する保持器9と、保持器9を装着する移動体2と、摺動面5を高硬度に仕上げた基台4と、保持器9の摺動面3と基台4の摺動面5の間に供給する潤滑油とを備え、保持器に転動体を転動体の運動面を摺動面と同一面となるように配置する。転動体7の一部を保持器の摺動面3から突出させることによって保持器の摺動面3と基台の摺動面5間に隙間を保持するようにして、保持器の摺動時に摺動面間に供給される潤滑液による潤滑油膜圧力の作用によって摺動面と転動体に作用する荷重の負荷分担率を変更できるようにする。転動体を保持するための軌道は転動体7が循環移動する無限軌道であり、更に基台の一部に基台と転動体との接触を防ぐための溝8が設けられている。又、保持器及び基台のそれぞれの摺動面の鏡面度を表面粗さの最大高さが0.1μm以下とすることにより、従来のキサゲ加工したすべり案内方式直動案内に比べて連続した油膜が容易に形成できる。
画像

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thum_2005-085721.gif
研究分野
  • 工作機械要素,ジグ,チャック
  • 運動機構
展開可能なシーズ すべり案内の摺動面ところがり案内の転動体に作用する負荷のそれぞれの分担率を簡便に調整でき、摺動摩擦係数が小さく、かつ摺動摩擦係数が摺動速度に依存しない直動案内装置を提供する。
このハイブリッド型直動案内装置は、基台の摺動面と移動体は転動体と点接触するだけであり、摺動面同士の直接接触が問題となる極低摺動速度域でもその摺動摩擦係数は小さい。基台と移動体に発生する摩擦力は小さく、従来のすべり案内方式直動案内のように低摺動速度域で摺動摩擦係数が上昇することはない。高摺動速度域では、基台に対向する保持器の摺動面と基台の間に潤滑油膜が形成されるため、摺動面間に介在する潤滑油によって振動減衰性が確保できる。また、高摺動速度域では、摺動面間に形成される油膜の圧力によって転動体に作用する荷重が軽減されて、基台や移動体と転動体の接触音は低減する。
用途利用分野 工作機械テーブル・主軸ユニット案内機構
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人鳥取大学, . 小幡 文雄, 上原 一剛, . ハイブリッド型直動案内装置. 特開2006-266404. 2006-10-05
  • F16C  21/00     
  • F16C  23/04     
  • F16C  23/08     
  • F16C  29/02     
  • F16C  29/06     
  • F16C  33/40     
  • F16C  33/58     

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