TOP > 技術シーズ検索 > パラメトリックX線を利用したアンギオグラフィーシステム

パラメトリックX線を利用したアンギオグラフィーシステム

シーズコード S110005227
掲載日 2011年1月11日
研究者
  • 佐藤 勇
  • 早川 恭史
  • 早川 建
  • 田中 俊成
技術名称 パラメトリックX線を利用したアンギオグラフィーシステム
技術概要 アンギオグラフィーシステムを、造影剤の吸収端エネルギーの波長を跨いだ波長帯のパラメトリックX線ビームを発生して吸収端エネルギーより高いエネルギーの高域X線ビームと吸収端エネルギーより低いエネルギーの低域X線ビームとを発生し、2つのビームが重なるように光路を変え、2つのビームを造影剤が注入された撮影対象物に照射し、透過したビームを画像化する手段とを具備する。100MeVクラスの電子加速器(リニアック)からの電子ビーム1をシリコン単結晶2に照射して、ヨウ素K吸収端を中心エネルギーとするパラメトリックX線を発生させる。低域X線ビームの光路を結晶回折によってシフトさせ、高域X線ビームに重畳する。2色のX線ビームを、サンプル6に照射してイメージ化する。低域X線ビームの画像には造影剤の像は出ず、高域X線ビームの画像には造影剤の像が出る。シャッター8、9、10で2色のX線ビームを切り替えて撮影し、差分を求めることで、造影剤のみの鮮明な吸収画像を得ることができる。加速器および造影剤注入を患者の心拍と同期させることにより、最小の造影剤とX線照射量で心臓血管の静止像が得られる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2006-021031.gif
研究分野
  • 医療用機器装置
  • 生体計測
展開可能なシーズ K吸収端を僅かに超えるエネルギーのX線による像と、K吸収端より僅かに低いエネルギーのX線による像を、同条件で撮像して比較することにより、血管のみコントラストを上げて、造影剤のみの鮮明な画像を得る。
アンギオグラフィーシステムにおいて、造影剤のK吸収端エネルギーを跨いだ2色のX線ビームを小型の装置で発生して、造影剤のみの鮮明な画像を撮影できる。シンクロトロン放射に比べてシステムを大幅に小型化できる。吸収端を跨いだ2色X線の切替えが可能となり、同時照射もできる。2本のX線ビームの角度がついてクロスする成分のみを使用し、それぞれ独立に測定すれば、2色同時照射CTとして用いることができる。患者の心拍に、リニアックの電子ビームパルスと造影剤の注入を同期させることにより、X線照射量と造影剤の使用量を最小限に抑えて心臓血管などの静止画取得が可能となる。
用途利用分野 心臓血管造影システム
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人日本大学, . 佐藤 勇, 早川 恭史, 早川 建, 田中 俊成, . パラメトリックX線を利用したアンギオグラフィーシステム. 特開2007-195888. 2007-08-09
  • A61B   6/00     
  • G01N  23/04     

PAGE TOP