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魚類用の麻酔剤とその使用方法

シーズコード S110005263
掲載日 2011年1月11日
研究者
  • 渡邉 研一
技術名称 魚類用の麻酔剤とその使用方法
技術概要 炭酸水素ナトリウムとコハク酸と固形化促進剤を主原料とし、食品添加物として公認されている原料のみで作った固形状炭酸ガス発泡剤からなる魚類用の麻酔剤である。炭酸水素ナトリウムとコハク酸と固形化促進剤を混合して成形したものを乾燥させて得る。炭酸水素ナトリウム40~60重量%とコハク酸40~60重量%の合計量に対して、固形化促進剤として無水エタノールを外割りで10~20重量%加えて作った固形状炭酸ガス発泡剤、又は、食用グリセリンを外割りで5~15重量%加えて作った固形状炭酸ガス発泡剤を用いる。魚類として、シマアジ、カンパチ、マダイ、トラフグ、ブリ、ヒラメ、メバル、クロソイ、コイ、ニジマス、ギンザケ、アユ、ウナギを対象とする。この麻酔剤を溶解した水槽中の水に魚類を収容するか又は魚類を収容してある水槽中の水にこの麻酔剤を溶解して魚類を麻酔する。この麻酔剤は、麻酔状態に4分から5分程度の短時間で到達させ、麻酔後は30分以内程度の短時間で覚醒する。
研究分野
  • 製剤一般
  • 魚類
  • 基礎麻酔学
展開可能なシーズ ヒトにも魚にも食の安全性を十分に確保すると共に、従来品よりも使用しやすく、かつ、低コストで使用できる魚類用の麻酔剤とその使用方法を提供する。
この麻酔剤は、食品添加物として公認されている原料を主成分とする固形状炭酸ガス発泡剤からなり、ヒトにも魚にも十分に安全である。この麻酔剤は、魚へのワクチン注射などの短い時間内に麻酔効果があり、しかも、魚がすぐに覚醒するので無用に魚を弱めることがなく、麻酔後の生残率が良好である。また、麻酔剤は、固形状であるから、保管・流通・運搬にも便利である上、希釈液を容易に作ることができる。さらに、廉価であり、大量に使用してもコストを低く抑えることが可能である。
用途利用分野 ワクチン接種、歯切り、標識装着、魚類養殖
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人水産研究・教育機構, . 渡邉 研一, . 魚類用の麻酔剤とその使用方法. 特開2007-186476. 2007-07-26
  • A61K  33/10     
  • A61K  47/12     
  • A61K  47/10     
  • A61P  23/00     
  • A23K   1/175    
  • A23K   1/18     

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