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溶接方法

シーズコード S012000122
掲載日 2002年1月29日
研究者
  • 太田 昭彦
研究者所属機関
  • 独立行政法人 物質・材料研究機構
研究機関
  • 独立行政法人 物質・材料研究機構
技術名称 溶接方法
技術概要 構造物の溶接では、引張残留応力による疲労強度の低下、溶接割れなどの問題が生ずる。本技術は残留応力を飛躍的に低減させる方法に関するものである。マルテンサイト変態膨脹が室温付近で終了する溶接材料と、炭酸ガス含有シールドガスを用いて溶接金属の溶込を深くしてアーク溶接を行い溶接上端部に圧縮残留応力を効果的に誘起させ、その効果で溶接部の疲労強度の向上や溶接割の防止を実現する。溶接材料としてNiとCrを含有する合金と、シールドガスに炭酸ガスを含有する不活性ガスを用いるのみで複雑な溶接プロセスを要せず、溶接部の信頼性をあげる。
画像

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従来技術、競合技術の概要 溶接部の引張残留応力を圧縮にするためには、表面にショットピーニングするなどの後工程を加える必要があった。
研究分野
  • 溶接設計,溶接構造物
  • 溶接部
  • 金属材料
展開可能なシーズ (1)鋳造品、構造物の肉盛補修
(2)原子力構造物、長大架橋
用途利用分野 信頼性の高い溶接継ぎ手、溶接構造物、溶接補修品
寿命の長い溶接継ぎ手構造物
関連発表論文 (1)太田昭彦, 前田芳夫, 鈴木直之. 低変態温度溶接材料による薄板重すみ肉溶接継手の疲労強度向上. 溶接学会全国大会講演概要. no.67,2000,p.442‐443.
(2)太田昭彦, 志賀千晃, 前田芳夫, 鈴木直之, 渡辺修, 久保高宏, 松岡一祥, 西島敏. 低変態温度溶接材料を用いた角回し溶接継手の疲労強度向上. 溶接学会論文集. vol.18,no.1,2000,p.141‐145.
(3)太田昭彦, 前田芳夫, 鈴木直之. 低変態温度溶接材料による角回溶接継手の疲労強度の2倍化. 鋼構造年次論文報告集. vol.7,1999,p.173‐180.
(4)太田昭彦, 前田芳夫, 鈴木直之, 渡辺修, 久保高宏, 松岡一祥. 低変態温度溶接材料を用いた回溶接継手の疲労強度向上 第二報. 材料とプロセス. vol.11,no.3,1998,p.487.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 太田 昭彦, 鈴木 直之, 前田 芳夫, . 溶接方法. 特開2000-084670. 2000-03-28
  • B23K   9/16     
  • B23K  31/00     
  • B23K  35/30     
  • C22C  38/00     
  • C22C  38/44     
  • C22C  38/58     

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