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合金ナノ粒子の製造方法

シーズコード S110005285
掲載日 2011年1月11日
研究者
  • 北川 宏
  • 山内 美穂
  • 森田 均
技術名称 合金ナノ粒子の製造方法
技術概要 パラジウム塩と、ロジウム塩と、有機高分子と、多価アルコールと、を含む溶液を加熱し、パラジウム塩に含まれるパラジウムイオンとロジウム塩に含まれるロジウムイオンとを同時に還元することにより、パラジウム原子とロジウム原子とを含み、単一種の結晶格子が内在し、水素吸収/放出サイクルを適用した後にも単一種の結晶格子が維持される合金ナノ粒子を得る、合金ナノ粒子の製造方法である。多価アルコールはエチレングリコール、有機高分子はポリビニルピロリドンであることが好ましい。単一種の結晶格子が維持されるか否かを判断するための水素吸収/放出サイクルは、具体的には、573Kで20気圧(2MPa)の水素雰囲気中に2時間放置し、その後、7×10-4Paにまで真空引きする処理とする。合金ナノ粒子は、特に粒径が小さい場合には、有機高分子で被覆された状態で使用することが好ましい。この状態は微粒子の酸化防止に有効である。保護剤となる有機高分子は、アルコール還元法で用いる各種ポリマーをそのまま用いればよい。
展開可能なシーズ 水素吸収/放出サイクルを適用しなくても、Pd原子とPd以外の金属原子とが固溶して単一種の結晶格子を形成した状態となった合金ナノ粒子を得る、製造方法を提供する。
水素吸収/放出サイクルを適用しなくても、単一種の結晶格子が内在する(換言すれば完全に固溶体型となった)合金ナノ粒子を得ることができる。多価アルコールは、エタノールに代表される一価のアルコールに比べて強い還元作用を有すると考えられる。この強い還元作用をパラジウムイオンと特定の金属イオンとの同時還元に適用すると、水素吸収/放出サイクルを適用しなくても、完全に固溶体型となった合金ナノ粒子を得ることができる。水素吸収/放出サイクルを適用した後にも、相分離せずに合金化の効果が維持されたPd/Rh合金からなる水素吸蔵合金を提供できる。導電性ペースト、触媒、水素吸蔵合金の分野、において利用価値が高い。
用途利用分野 水素吸蔵合金、導電性ペースト、触媒
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 九州大学, . 北川 宏, 山内 美穂, 森田 均, . 合金ナノ粒子の製造方法. 特開2007-239053. 2007-09-20
  • B22F   9/24     
  • B22F   1/00     
  • C22C   5/04     
  • C01B   3/00     

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