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金属ナノワイヤーの製造方法

シーズコード S110005286
掲載日 2011年1月11日
研究者
  • 君塚 信夫
  • 副島 哲朗
技術名称 金属ナノワイヤーの製造方法
技術概要 光励起状態において、ハロゲン化物イオンより高い電子親和性を示す金属錯体または金属水酸化物イオンを溶解させた水相と、脂溶性有機塩を有機溶媒に溶解させた有機相とから成る水相-有機相の二相構造に紫外光または可視光を照射して金属ナノワイヤーを製造する。金属は、貴金属であり、特に金であり、金属水酸化物イオンが式:AuCl(OH)4-nで表わされるもの、またはその混合物である。式中、nは1~3を表わす。有機溶媒は、クロロホルム、ジクロロメタンまたは四塩化炭素から選ばれる。脂溶性有機塩はテトラアルキルアンモニウム塩であり、テトラブチルアンモニウム、テトラヘキシルアンモニウム、テトラオクチルアンモニウム、テトラデシルアンモニウム、テトラドデシルアンモニウムの陽イオンと、ヘキサフルオロフォスフェイト、テトラフルオロボレート、テトラフェニルボレート、過塩素酸イオンの陰イオンとの組み合わせから選ばれる。光励起されたAu(OH)イオンがAuClイオンの光励起状態と比べてより高い反応性を有し、紫外光・可視光という弱いエネルギーの光で固体金属を得ることができる。
展開可能なシーズ 簡便に且つ低コストで、充分に細くて長い金属ナノワイヤーを製造することのできる新しい技術を提供する。
溶液状態の反応系に、真空条件を必要とせず、室温且つ大気圧条件下で紫外光または可視光を照射する簡便で低コストの操作により、金をはじめとする貴金属などの金属のナノワイヤーを得ることができる。得られる金属ナノワイヤーは、きわめて細くて充分に長いナノワイヤーである。例えば、本発明の方法により製造される金ナノワイヤーの最小直径は約7nm、長さは最大数μmに及び、そのアスペクト比は500程度にも達する。
用途利用分野 微細配線、電子部品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人九州大学, . 君塚 信夫, 副島 哲朗, . 金属ナノワイヤーの製造方法. 特開2007-239055. 2007-09-20
  • B22F   9/24     
  • B01J  23/66     
  • B01J  35/02     

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