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神経細胞の成長又は移動の制御剤

シーズコード S110005294
掲載日 2011年1月11日
研究者
  • 田中 英明
  • 岡藤 辰也
  • シャヒダル イスラム
  • ナセル イフテクハル ビン
  • 蘇 玉紅
技術名称 神経細胞の成長又は移動の制御剤
技術概要 発生過程のニワトリ胚脊髄から運動神経細胞分画を材料としてシグナルシークエンストラップ法とin situ hybridization法を用いて探索し、抑制性の神経軸索ガイダンス分子Draxin(Dorsal repulsive axon guidance protein)を見出す。Draxinを過剰発現させたところ、背側脊髄介在神経のdI3神経細胞の腹側への移動が抑制され、一部の神経細胞の軸索成長も神経細胞の移動に阻害的に作用する。Draxinのアミノ酸配列(配列番号2)と同一もしくは実質的に同一のアミノ酸配列からなるタンパク質又はその部分ペプチドを有効成分として含有する、神経細胞の成長又は移動の制御剤である。または、このタンパク質又はその部分ペプチドをコードするポリヌクレオチドを有効成分として含有する。または、このタンパク質の活性又は発現を増大又は抑制する物質を有効成分として含有する。これらを神経疾患の予防及び/又は治療のために使用する。配列番号2からなるタンパク質又はその部分ペプチドを用いて、タンパク質の活性又は発現を増大又は抑制する物質をスクリーニングする。
研究分野
  • 製剤一般
  • 中枢神経系作用薬一般
展開可能なシーズ 一連の細胞間相互作用を担う分子機構を明らかにするため機能未知な新規分泌型タンパク分子を同定する。
このたんぱく質は脊髄背側組織片(DSC)からのnetrin依存性の神経突起成長を阻害する活性、脊髄交連神経の脊髄内での軸索成長を阻害する活性、網膜組織片からの神経突起成長を阻害する活性、又は背側脊髄介在神経のdI3神経細胞の脊髄腹側への移動を抑制する活性を有し、神経細胞の成長又は移動の制御剤、並びに上記制御剤として有用な物質のスクリーニング方法が提供される。この神経細胞の成長又は移動の制御剤は、神経疾患(例えば、アルツハイマー病、パーキンソン症候群、脊髄損傷、てんかん、精神分裂病、うつ病など)の予防及び/又は治療のために使用することができる。
用途利用分野 神経疾患予防・治療剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 熊本大学, . 田中 英明, 岡藤 辰也, シャヒダル イスラム, ナセル イフテクハル ビン, 蘇 玉紅, . 神経細胞の成長又は移動の制御剤. 特開2007-186443. 2007-07-26
  • A61K  38/00     
  • A61K  48/00     
  • A61P  43/00     
  • A61P  25/00     

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