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パンタグラフ用ゴム部品

シーズコード S110005309
掲載日 2011年1月11日
研究者
  • 半坂 征則
  • 伊藤 幹彌
  • 間々田 祥吾
技術名称 パンタグラフ用ゴム部品
技術概要 パンタグラフの可動・しゅう動箇所に使用されるゴム部品を、耐候性、耐熱老化性、耐オゾン性に優れた水素添加ニトリルブタジエンゴム(H-NBR)とする。パンタグラフのゴム部品はパンタグラフの釣り合いを保持するための装置のベアリング部に使用されているパンタグラフ用リンクボールゴムである。パンタグラフ用リンクボールゴムは本体と軸ボルトの間にオイルが封入された構造を有する。リンクボールゴムの材料として、従来のニトリルブタジエンゴム(NBR)に代えて、水素添加ニトリルブタジエンゴム(H-NBR)を用いると、耐候性、耐熱老化性、耐オゾン性に優れたリンクボールが得られる。新品時の物性試験結果を表に示す。これらの物性の中で、引張特性が実用上重要である。引張強さは、劣化や、使用中に集電部材と接触するなどの外的要因等により材料が破断され易いか否かに関わる。破断時伸びについては、使用中可動するリンクボールゴムの柔軟性が求められるため、高い方が好ましい。引張強さに関してはH-NBRが高い値を示し、破断時伸びに関してはH-NBRとNBR/PVCの値が高い。総合すると、H-NBRの値がバランスよく、有望である。
画像

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研究分野
  • 鉄道車両用機器
  • ゴム
展開可能なシーズ メンテナンスの省力化を図り得る、耐候性、耐熱老化性、耐オゾン性に優れたパンタグラフ用ゴム部品を提供する。
H-NBRは理論上パンタグラフの現行検査周期の2倍以上の10年間程度の使用に相当する条件の耐熱老化試験において良好な耐久性を示し、かつ、良好な耐候性、耐オゾン性も示し、有望な材料である。このパンタグラフ用ゴム部品は、パンタグラフの現行検査周期(3~4年間)の2倍以上の使用に耐えるパンタグラフ用ゴム部品として利用することができる。
用途利用分野 パンタグラフ用リンクボールゴム、パンタグラフ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 公益財団法人鉄道総合技術研究所, . 半坂 征則, 伊藤 幹彌, 間々田 祥吾, . パンタグラフ用ゴム部品. 特開2007-202356. 2007-08-09
  • B60L   5/24     

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