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高耐食性マグネシウム合金とその製造方法

シーズコード S110005353
掲載日 2011年1月11日
研究者
  • 竹中 俊英
  • 川上 正博
  • 小野 敬美
  • 楢崎 裕治
技術名称 高耐食性マグネシウム合金とその製造方法
技術概要 表面に、マグネシウムと希土類金属の両元素を含んだ酸化物層を形成することにより、耐食性の良好なマグネシウム合金を得る。酸化物層形成は、硝酸マグネシウムと希土類金属硝酸塩の両成分を含む水溶液中に浸漬した後、乾燥することにより行う。硝酸マグネシウムと希土類金属硝酸塩の濃度が、各々0.0001~0.01mol/dmの範囲である水溶液を用い、水溶液への浸漬時間が1から24時間の範囲である。マグネシウム合金表面にはいわゆる化成処理に特有な島状組織を有する酸化物層が形成される。これにより、酸化物層を形成したマグネシウム合金をリサイクルするため再溶解する場合、希土類金属酸化物はマグネシウム金属により還元されないため、ドロス中に濃縮される。少量の希土類金属がマグネシウム金属中に混入する可能性はあるが、この場合でも耐食性を悪化させることはなく、大きな問題とはならない。一方、再溶解で生じた希土類金属を含むドロスも、フッ化物等を含まず比較的容易に硝酸塩として再生し、再利用できる。
画像

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研究分野
  • 化成処理
展開可能なシーズ 表面にマグネシウムと希土類金属の両元素を含む酸化物層を形成することにより耐食性を向上させた、マグネシウム合金およびその製造方法を提供する。
クロムやフッ素などの有害な成分を使用せず、環境負荷が小さく、リサイクル性も良好で、廃棄物処理においてもなんら問題が無く、再溶解で生じた希土類金属を含むドロスも、フッ化物等を含まず比較的容易に硝酸塩として再生し、再利用できる。
用途利用分野 構造用部、電子機器、家電製品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人豊橋技術科学大学, . 竹中 俊英, 川上 正博, 小野 敬美, 楢崎 裕治, . 高耐食性マグネシウム合金とその製造方法. 特開2008-038233. 2008-02-21
  • C23C  22/57     

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