TOP > 技術シーズ検索 > 多和音の音名と音高推定手法

多和音の音名と音高推定手法

シーズコード S110005354
掲載日 2011年1月11日
研究者
  • 田所 嘉昭
  • 夏井 雅典
  • 松山 大仁郎
技術名称 多和音の音名と音高推定手法
技術概要 実楽器音の多和音を縦続接続くし形フィルタで処理する時、入出力振幅比だけでなく、入出力周波数比にも注目する。その周波数比の大きな変化点を示すくし形フィルタから、対応する音名が推定され、さらに、そのくし形フィルタの次数を各オクターブに対応するように変化させ、その出力波形の振幅変化か周波数変化からその音のオクターブが推定され、多和音のうちの1音の音高が推定できる。次に、推定した1音に対応するくし形フィルタをフィルタシステムの先頭に移動させる。この操作を繰り返して、すべての音高を推定する。くし形フィルタは、周波数軸上に等間隔の零点を有しており、単音による音楽信号に含まれる全調波成分を除去する性質を有する。この性質を利用し、各音高に対応するくし形フィルタの出力から零出力を検出することにより、音高の推定が可能となる。また、くし形フィルタは遅延器のみを用いて構成されるため、時間領域においてはサンプル点間の差分のみで処理が可能であり、演算量の削減および処理系の簡単化を図ることができる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2006-227773.gif
研究分野
  • 音声処理
展開可能なシーズ 4和音以上の多和音について各音高を精度良く推定するために、縦続接続くし形フィルタシステムを用い、フィルタ出力の時間波形における振幅の変化や周波数の変化から多和音の音高を推定する手法を提供する。
和音の数に制限されずに多和音の各音高を推定することができ、本格的な採譜システムを実現できる。これにより、音楽配信ビジネス、カラオケ産業での楽曲検索、民族音楽の記録の効率化、即興音楽の記録化、作曲作業の能率化および音楽教育への利用など、その応用範囲は多岐にわたる。
用途利用分野 採譜、自動採譜システム、くし形フィルタ、MIDI音源、電子楽器、音高推定手法
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人豊橋技術科学大学, . 田所 嘉昭, 夏井 雅典, 松山 大仁郎, . 多和音の音名と音高推定手法. 特開2008-052023. 2008-03-06
  • G10G   3/04     
  • G10H   1/00     
  • G10H   1/38     
  • G01H   3/00     
  • G10L  11/04     

PAGE TOP