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非平衡状態で合成される中空状炭酸カルシウム粒子及びその合成方法

シーズコード S110005398
掲載日 2011年1月11日
研究者
  • 高橋 実
  • 藤 正督
  • 冨岡達也
  • 韓 永生
  • 遠藤健司
  • 渡辺秀夫
技術名称 非平衡状態で合成される中空状炭酸カルシウム粒子及びその合成方法
技術概要 塩化カルシウムなどのカルシウム塩水溶液に、炭酸ガスを比較的高流量で導入することにより形成せしめられる炭酸イオン系非平衡条件下において合成する中空状炭酸カルシウム粒子及びその合成方法である。炭酸ガス流量(例えば、導入流量は、反応溶液1Lに対して3L/minのガス流量、もしくは、0.1L/min~10L/min)および通気時間、原料濃度(例えば、0.1mol/L)、反応温度(17℃~28℃の範囲の一定温度)、pH(例えば、pH8~13、好ましくは10.30~9.40)等から選ばれた少なくとも1種以上の操作条件を適宜設定及び制御することにより、中空構造を有する炭酸カルシウム粒子のサイズ及び/又は形態等を制御可能である。中空構造を有する炭酸カルシウム粒子は、リング状、略球状及び球状で、粒径が1~10μm程度で、ナノサイズのバテライト微結晶で構成される殻を有する。比較的高流量での炭酸ガス通気且つ高い初期pH条件において、高い割合で中空状の炭酸カルシウム粒子が合成可能である。
画像

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研究分野
  • 反応操作(単位反応)
  • 固体の製造・処理一般
展開可能なシーズ 中空構造を有する炭酸カルシウム粒子、また、そのような炭酸カルシウム粒子を簡便且つ低環境負荷な合成の操作条件により生産性および収率を向上した合成方法を提供する。
炭酸ガス微気泡発生装置およびそれに係る操作、芯粒子除去の工程や高温操作プロセスを省略できるので、中空状の炭酸カルシウム粒子の簡便且つ安価な合成方法として産業上の利用可能性がある。また、中空状の炭酸カルシウム粒子は、分子フィルター等の新規材料として利用することが期待される。
用途利用分野 中空状炭酸カルシウム粒子
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 名古屋工業大学, . 高橋 実, 藤 正督, 冨岡達也, 韓 永生, 遠藤健司, 渡辺秀夫, . 非平衡状態で合成される中空状炭酸カルシウム粒子及びその合成方法. 特開2008-115053. 2008-05-22
  • C01F  11/18     

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