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RNA分解酵素活性を有するタンパク質及びその利用

シーズコード S110005464
掲載日 2011年1月12日
研究者
  • 杉田 護
  • 中村 崇裕
技術名称 RNA分解酵素活性を有するタンパク質及びその利用
技術概要 細胞器官におけるRNAプロセッシングに関与すると考えられるPPRモチーフ(Pentatrico Peptide Repeat)に連結されることのあるDYWドメイン及びこのDYWに類するドメインが、RNA切断活性、すなわち、RNA分解酵素として機能する。また、このドメインがアデニン塩基に選択性の高い切断活性を有する。配列番号1及び配列番号4のいずれかのアミノ酸配列又はこれらのアミノ酸配列において1若しくは複数個のアミノ酸が置換、欠失、付加及び/又は挿入されたアミノ酸配列を含み、RNAを切断する活性を有するタンパク質である。配列番号1及び配列番号4のアミノ酸配列はいずれもPPRタンパク質のC末端領域に位置する配列である。さらにチトクロームCヘム結合モチーフCxxCHを含む。さらに、PPRモチーフを備える天然タンパク質のC末端領域に備えられるアミノ酸配列又はこれらの配列において1若しくは複数個のアミノ酸が置換、欠失、付加、挿入されたアミノ酸配列を含む。RNA切断活性はエンド型で、塩基特異的であり、アデニン塩基を有するリボヌクレオチドの5’側を部位特異的に切断する活性である。図はPPRタンパク質において見出されているDYWモチーフのコンセンサス配列の一例を示す。
画像

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研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 蛋白質・ペプチド一般
  • 酵素一般
展開可能なシーズ アデニン塩基を高い選択性で認識してRNAを切断する酵素活性を有するタンパク質、タンパク質を発現させるためのポリヌクレオチド、ポリヌクレオチドを、タンパク質を発現可能に保持する形質転換体を提供する。
このタンパク質は、RNA切断活性を有する酵素として機能し、RNAの機能解析等の研究に有用である。特に、アデニン塩基特異的にRNAを切断することができるため、RNA等における塩基配列の正確な決定に有用である。タンパク質をコードするポリヌクレオチドを、本タンパク質を発現可能に保持する形質転換体は、有用なRNA分解酵素を効率的にあるいは任意の宿主に生産させることができる。さらにまた、この核酸の処理方法は、タンパク質をRNA分解酵素として利用することでRNAを分解して従来にない核酸の分離精製やRNA代謝の研究等が可能となる。
用途利用分野 RNA・DNA抽出分離、RNA配列・機能解析
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, . 杉田 護, 中村 崇裕, . RNA分解酵素活性を有するタンパク質及びその利用. 特開2008-141960. 2008-06-26
  • C12N   9/22     
  • C12N  15/09     
  • C12Q   1/34     
  • C12Q   1/68     
  • C12P  19/34     
  • C12N   1/15     
  • C12N   1/19     
  • C12N   1/21     
  • C12N   5/10     

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