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キトサン/セリシン複合体ナノファイバー及びその人工皮膚への利用

シーズコード S110005502
掲載日 2011年1月12日
研究者
  • 櫻井 謙資
技術名称 キトサン/セリシン複合体ナノファイバー及びその人工皮膚への利用
技術概要 キトサンとセリシンの複合体繊維は、平均直径が50~500nm、キトサンとセリシンの重量比が60~90:40~10(好適には、80:20)である。さらに、合成高分子材料を含むポリエチレンオキサイド、ポリビニルアルコール、及びPVPを含有してもよい。複合体繊維の製造方法は、先ず、キトサンを水に浸漬し、酢酸を添加し、撹拌してキトサン水溶液を得る。次いで、セリシン及びPEOを加え、キトサン/セリシン/PEO水溶液を得る。この水溶液を、電界紡糸装置のシリンジ1に充填し、ノズルと基板間の距離を8cm、装置内雰囲気を相対湿度約50%に調整したのち、印加電圧25~30kV、吐出速度2ml/hrでノズル先端から連続的に紡糸し、基板3上にキトサン/セリシン/PEOナノファイバーを捕集し、薄膜を形成する。中和後水洗・乾燥して薄膜・マットを得る。マットは、医療用材料として人工皮膚、創傷被覆材に使用される。
画像

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研究分野
  • 紡糸・製糸一般
  • 医用素材
展開可能なシーズ キトサンとセリシンの複合体によって形成された機能性ナノファイバー、とその製造方法、及びファイバーから得られる医療用材料を提供する。
薄膜やマットは、高度の気孔率を有し、体液の吸収性にも優れ、止血作用や細菌増殖抑制作用を有するため、人工皮膚や創傷被覆材として使用したときには、薄膜ないしマットを損傷部位へ当接すると、損傷面へよく接着し、接着面積が大きく、また、繊維間の隙間構造(気孔構造)はin vivoに近似するため、細胞・組織の再生に有利である。さらに、柔軟性が極めて高いため、損傷面への装着感に優れる。
用途利用分野 人口皮膚、創傷被覆材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人福井大学, . 櫻井 謙資, . キトサン/セリシン複合体ナノファイバー及びその人工皮膚への利用. 特開2008-163520. 2008-07-17
  • D01F   9/00     
  • A61L  15/64     
  • A61L  27/00     
  • D01F   4/00     
  • D04H   1/42     
  • D04H   1/72     
  • D01F   6/50     

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