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葉の水分蒸散を調節する方法、及び植物の耐乾燥性を向上させる方法

シーズコード S110005525
掲載日 2011年1月12日
研究者
  • 今井 博之
  • 中川 範子
技術名称 葉の水分蒸散を調節する方法、及び植物の耐乾燥性を向上させる方法
技術概要 スフィンゴシン-1-リン酸ホスファターゼ1(SPP1)遺伝子を欠損させたSPP1欠損体において水分蒸散量が抑制され、SPP遺伝子発現の抑制が植物の葉の水分調節に関与していること等を見出す。植物細胞でのスフィンゴシン-1-リン酸ホスファターゼの発現または活性を抑制することによって、葉の水分蒸散を抑制し、植物の耐乾燥性を向上させる。植物細胞でのスフィンゴシン-1-リン酸ホスファターゼの発現または活性を抑制すると共に、スフィンゴシン-1-リン酸リアーゼの発現または活性を抑制する。ゲノム中のスフィンゴシン-1-リン酸ホスファターゼ遺伝子をノックアウトすることによって、あるいは他の方法でこの遺伝子配列を改変することによって、スフィンゴシン-1-リン酸ホスファターゼの発現を抑制する。植物の耐乾燥性向上剤は、スフィンゴシン-1-リン酸ホスファターゼの発現を特異的に抑制するRNA、またはこのRNAを植物細胞で発現するよう構築されたRNAi発現ベクターを含む。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
展開可能なシーズ 産業上有用な葉の水分蒸散を調節する方法、植物の耐乾燥性を向上させる方法、さらには、植物の耐乾燥性を向上させる物質のスクリーニング方法などを提供する。
SPPの遺伝子発現または活性を抑制することによって気孔からの水分蒸散を抑え、植物をしおれにくくし、つまり日持ちを良くして鑑賞植物の長寿命化に利用したり、従来生産困難であった乾燥地域での生産を可能にすることによって、鑑賞植物および農作物の生産地域の拡大に利用することができる。さらに、水分環境が十分ではない乾燥環境(乾燥ストレス)に強い植物を創出することができるので、砂漠の緑化用耐乾燥性植物の創出などに利用することも可能である。
用途利用分野 耐乾燥性植物、鑑賞植物長寿命化、砂漠緑化
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人甲南学園, . 今井 博之, 中川 範子, . 葉の水分蒸散を調節する方法、及び植物の耐乾燥性を向上させる方法. 特開2008-067636. 2008-03-27
  • C12N  15/09     
  • A01P  21/00     
  • C12Q   1/02     

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