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Nb3Sn超伝導線、その製造方法、及びNb3Sn超伝導線の製造に用いられる単芯複合線

シーズコード S110005539
掲載日 2011年1月12日
研究者
  • 井上 廉
技術名称 Nb3Sn超伝導線、その製造方法、及びNb3Sn超伝導線の製造に用いられる単芯複合線
技術概要 NbSn超伝導線の製造方法は、Ag-Sn合金を含むマトリックス材にNb材11を含む芯材を組み込んだ複合体を細線化した後に、NbSnフィラメントが生成されるように加熱処理を行い、Ag-Sn合金12のSn濃度を、Ag-Sn合金がfcc相とζ相とが混在する状態になり得る濃度として複合体の細線化をAg-Sn合金12がfcc相とζ相とが混在する状態になる温度で行う。または、Ag-Sn合金12のSn濃度をAg-Sn合金12がζ相となり得る濃度として複合体の細線化をAg-Sn合金12がζ相となる温度で行う。Ag-Sn合金12におけるSn濃度を横軸、温度を縦軸にとった相図では、Sn濃度が11.8at%~22.85at%、温度が0℃~724℃の領域において、Ag-Sn合金12がζ相となり得る。Sn濃度が9.35at%以下で温度が極端に高温となっていない領域では、Ag-Sn合金12はfcc相をとる。このfcc相においては十分な加工性が得られることはζ相領域においては、Ag-Sn合金12の加工性が良いことから、このζ相において細線化加工を行ってNbSn超伝導線を得ることができる。
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研究分野
  • 超伝導材料
  • 電線・ケーブル
展開可能なシーズ ζ相のAg-Sn合金を含むマトリックス材にNb材を含む芯材が組み込まれ、芯材とAg-Sn合金との境界部にNbSnが形成されたNbSn超伝導線を提供する。
高磁場下での線材のoverallJ(全断面積当たりの臨界電流密度)を改善し、特に、好適な形態では20T近傍のoverallJを3~4倍程度向上し、しかも、n値はブロンズ法による超伝導線材と同程度が期待できるNbSn極細多芯超伝導線を提供することができるため、高性能のMMRスペクトロメーターを製造することができる。
用途利用分野 マトリックス材、芯材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人徳島大学, . 井上 廉, . Nb3Sn超伝導線、その製造方法、及びNb3Sn超伝導線の製造に用いられる単芯複合線. 特開2007-012600. 2007-01-18
  • H01B  13/00     
  • H01B  12/10     

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