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ホルムアルデヒドの測定方法 新技術説明会

シーズコード S110005544
掲載日 2011年1月12日
研究者
  • 田口 茂
技術名称 ホルムアルデヒドの測定方法 新技術説明会
技術概要 試料水にMBTHを添加してアジンを生成した後、試料水に塩化第二鉄などの酸化剤を添加して、陽イオンである酸化型MBTHと、この酸化型MBTHの一部とアジンとが化合して青色陽イオン色素と、が生成される初期工程を実施する。その後、テトラフェニルホウ酸ナトリウムなど、試料水中で陰イオンになる有機化合物を添加して、疎水性相互作用により、酸化型MBTHを黄色を帯びた黄色イオン会合体に、青色陽イオン色素を青色を帯びた青色イオン会合体に、それぞれ変化させる。この両イオン会合体は、疎水性があり試料水中に浮遊するため、メンブランフィルター3で容易に濾過することが可能で、このメンブランフィルター3に定着した色彩によって濃度の判定を実施する。試料水に含有しているホルムアルデヒドの濃度の測定方法に関するものだが、主な目的は水道水など、飲料に用いる水の安全性を判断することにあり、1リットル当たり0.08mgといった基準値の付近で高い精度が発揮できる。
画像

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研究分野
  • 水質調査測定一般
  • 人体の汚染及び防止
展開可能なシーズ 様々な場所で簡単に実施可能で、費用や時間を抑制でき、精度が高く客観性にも優れている、例えば水道水などに含有しているホルムアルデヒドの測定方法を提供する。
黄色イオン会合体と青色イオン会合体の色彩は、ホルムアルデヒドについて水道水質基準で規定されている0.08mg/Lといった基準値の付近において、黄色・黄緑色・緑色・青緑色・青色と、濃度に応じて大きく変化していく。そのため標準色列表との比較が容易であり、従来の濃淡の違いを利用した方法に比べて、測定者の主観による差が発生しない他、周辺の光にも影響を受けにくい。また測定に際しては、定量の試料水を確保した後、三種類の試薬を順に添加して濾過を行うだけよく、マニュアルや小分けされた試薬などを用意するだけで、専門知識を有しない場合でも比較的簡単に実施できる。さらに特別な装置や危険性のある薬品を使用しないため、費用を抑制でき実施場所の制約もない。しかも本発明は三十分程度で全てが終了するため、従来に比べて大幅な時間短縮も可能である。
用途利用分野 保存薬原料、接着剤原料、ガスクロマトグラフ-質量分析計、MBTH法、クロモトロープ酸法、AHMT法
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人富山大学, . 田口 茂, . ホルムアルデヒドの測定方法. 特開2007-218866. 2007-08-30
  • G01N  31/00     
  • G01N  31/22     
  • G01N  31/02     
  • G01N  21/77     
  • G01N  21/82     

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