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Al-Mg-Ge系のアルミニウム基合金及びそれを用いたアルミニウム合金材 新技術説明会

シーズコード S110005547
掲載日 2011年1月12日
研究者
  • 松田 健二
  • 池野 進
  • 川畑 常眞
技術名称 Al-Mg-Ge系のアルミニウム基合金及びそれを用いたアルミニウム合金材 新技術説明会
技術概要 アルミニウム基合金は、Mg:0.2~1.0at%,Ge:0.1~0.5at%含有し、時効硬化速度性及び高温強度に優れる。好ましくは、Mg:0.4~0.8at%、Ge:0.2~0.4at%である。アルミニウム合金材中に1.0~1.4mass%のMgGe析出相が出現するように時効処理するアルミニウム基合金を用いたアルミニウム合金材である。ここで、時効硬化速度性に優れるとは析出物β”相がβ’-MgGe相になってもアルミ母相との整合性に優れることから析出物の相変態が速やかに進行することになり従来のAl-Mg-Si系合金よりも人工時効速度が速いことをいう。より具体的には、523Kの熱処理温度で20分以内に最高硬度に達する。特に、Al-Mg-Ge系合金にあっては熱処理温度を423~523Kに変化させても最高硬度の値はHV硬度で約10以内の差に抑えることができる。アルミニウム基合金を用いたアルミニウム合金材は焼付け塗装工程における実装温度において安定した硬度及び高強度を得ることができる。
画像

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展開可能なシーズ 高温硬度及び高温強度が高く、最高硬度の温度安定性及び時効硬化速度性に優れるアルミニウム基合金及び合金材を提供する。
人工時効温度又は焼付け塗装温度が高くても十分な強度が、従来よりも短時間で得られる。これにより仮に熱処理条件に差が生じても硬さ、強度、伸びという材料の信頼性のばらつきを低減できる。焼付け塗装と同時に人工時効処理できるベークハード性に優れるので、塑性加工後の焼付け塗装が必要な自動車材料や産業機械材料、あるいはエンジン廻り等の比較的高温環境で使用される材料としての利用価値が高い。
用途利用分野 アルミニウム合金材、アルミサッシ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人富山大学, . 松田 健二, 池野 進, 川畑 常眞, . Al-Mg-Ge系のアルミニウム基合金及びそれを用いたアルミニウム合金材. 特開2007-302952. 2007-11-22
  • C22C  21/06     

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